3/100の思い出
文化祭って、「青春、ここに極まれり。」みたいなイベントですよね。
表現をオブラートに包んで一回水に潜らせて言うと、私は青春が苦手です。
だって眩しすぎ、いくらなんでも。
私は根が陰なのであまりにもキラキラしたものを見ると召される。
しかし文化祭は人生において避けられないイベントだ。そしてこれまでの文化祭はきちんと参加してきたつもりだ。
じゃあ高校の文化祭は楽しかったかと問われると、首を斜めに振るしかない。
可もなく不可もない。走馬灯からは落馬する程度の記憶だ。
打って変わって大学の文化祭は楽しかった。
高校よりも高クオリティのものを繰り出せた。
「え?青春楽しんでんじゃん」というような声が聞こえてきそうだが、ここで私のめんどくさい思考を遺憾なく発揮する。
大学ってギリ青春から抜け出してない?
大学って青春?青い?青春って高校期間じゃない?大学からはもう少し熟してない?
緑夏くらいじゃない?と思っている。
我ながらめんどくさいですね。
書いてて嫌になります。
青春はとても素晴らしいと思う。人生の大切な1ピースだと思う。
ただ、そのピースを手に入れられるかどうかは人によるとも思う。
思うがままに生きていたらピースが嵌まっている人もいれば、どこかで落としてしまう人、はなからそんなものなかった人など千差万別だろう。
だからこそ、青春時代にコンプレックスを抱く人は多いのかもしれない。
このコンプレックスを払拭するは大変困難だろう。その時間は二度と戻ってこないしね。
そう考えると、ちゃんと青春した人ってめちゃくちゃすごくない?
あの短い期間で走馬灯選抜入りの思い出残す人すごい。
人生100年時代よ。3/100よ。実はとんでもない偉業なのではなかろうか。
逆にこの短い期間に勉強、イベントなど盛り込みすぎでは?
人生前半に盛り込みすぎだよ。だれに愚痴って良いのかわからないけど。
竜頭蛇尾人生。
にはならないように生きたいなあ。
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