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もちのFIP治療の要約

はじめに

もちは2023年11月7日にドライタイプのFIP診断を受けてそのまま治療を始め、現在は観察期間も終わっています。ちょうど観察期間が終わり私も旦那もやっと一安心ができたので、これを機に、必要な人の助けになればと思いここにもちが治療を頑張った記録を残そうと思いました。

もちがどのような過程でFIPと診断されたのか、治療薬の選択肢がいくつもあるうちどのようなものをどのような基準で選んだのか、治療経過や治療中に気をつけないといけなかったことなどを書き留めていこうと思います。素人が書くことなので病気については正しい内容なのかは分かりませんが、我が家はこうしていたという一つのストーリーとして温かい気持ちで読んでいただけると嬉しいです。


【FIP治療を始めるきっかけとなった出来事】

もしかしたら去勢手術を機に猫伝染性腹膜炎になってしまったのではと思っています。手術から1週間ほど過ぎた日にご飯を少量しか食べられずに熱が上がり始め、心なしか息づかいが辛そうに感じました。
この時に手術のストレスによる肺炎と診断され、同時にFIPの感じがあるかもと伝えられました。肺炎の薬を受け取り、その約2週間後にFIPではないかと診断され、投薬開始をしてみることにしました。

診断となったきっかけの詳細


【FIP治療薬の選択】

我が家はClover社のCurecatを使用しました。サイトはキュアキャットを選択した理由に載せておこうと思います。

FIPの薬については何も情報が無いところから探し始めました。超マメな性格の旦那がこれにしようとキュアキャットのGS-441524の錠剤を提案してくれて、この治療薬と一緒に治療をすることになりました。我が家の場合、FIPの感じがあるかもという時から治療薬を探し始めたことですぐに治療できたということと、じっくり探す時間があったということは本当に良かったと思っています。
そしてCurecatを使用することになった一番大きな理由は、錠剤でも症状別と1kgごとに投与量が決まっていたということです。

その他キュアキャットを選択することにした理由


【治療中の注意点】

治療中に気をつけないといけなかったことは以下のことでした。正直簡単そうに見えますが、実際にやってみると毎日同じ時間に薬を飲ませることは簡単なことではありませんでしたが、もちを完治させなければという思いで84日間飲ませていました。

  • 84日の投与期間

  • 24時間ごとの投与(毎日同じ時間に薬を飲ます)

  • 体重の変化に合わせて薬の量を増やす

  • 5kgを超えて、ある日4.9kgに減った時は5kgを超えた時の投与量で

  • 投与の前後30分は絶食

  • 投与は錠剤のまま投与させる(砕いたりチュールと混ぜない)

  • 薬を飲ませた後の嘔吐に気をつける

治療中に気をつけたこと、気になったこと

【治療経過】

観察期間も1ヶ月ごとに検診を行なっていましたが、12週目の最後の検診では先生から血液検査は行わなくても良いと言われ、記録は8週目までとなります。血液検査は異常があった数値のみを載せています。

  • 検査項目:治療前→治療終了→観察8週目

  • 体重:4.04kg → 5.26kg → 5.86kg

  • 赤血球:6.21 → 9.06 → 10.18

  • ヘモグロビン:7.4 → 13.0 → 14.4

  • タンパク質:9.0 → 7.9 → 7.8

  • グロブリン:6.5 → 5.0 → 4.7

  • A/G比:0.4 → 0.6 → 0.7

FIP治療中の変化の詳細

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