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王さまの本棚 21冊目
『モンテ=クリスト伯』
アレクサンドル・デュマ作/新庄嘉章訳/講談社
21、モンテ=クリスト伯
— 安野ニツカ (@nienoedda) July 29, 2020
めちゃめちゃおもしろくて、文字通り没頭して読みました。昔の本ってモンテ・クリスト伯の・の代わりに代わりにモンテ=クリスト伯って=で書いてること多くないですか?わたし=の方がかっこいいとおもいます!!
三銃士も完訳を……読みたい……! pic.twitter.com/FSySolxN3b
本棚での位置はここ。背表紙も一癖ある感じがかっこいい。
伯父(母の兄)の本。勝手に借りてきて私物化しているので、ばれたら怒られるかもしれないやーつ。
なんかラストが、
『復讐は果たされど失ったものは二度と戻らないと知った傷心のダンテスをエキゾチックな美女が癒し、二人は新たな海へと旅立つ――。』
みたいになってた気がするんですけど、そんな都合のいいラストが存在するの!!!?って心の中のわたしが叫んでいるので、真実を確かめるためにもう一度読まねばならない本。
しかしこれはおもしろいですよ!文学全集って書いてあるけど、まあエンタメ感覚でサックサク読めます。夢中・没頭・のめり込んで読むが吉です。
デュマつながりで、三銃士の完訳版が読みたい……復刊ドットコム版が高すぎて図書館へ行くしかない……って数年ずっとぼやいていたら、先日神保町へ行ったときに、目が合ってしまって……。
Twitterで大葛藤していたら、買わなかったらずっと心残りでしょ?(意訳)と涼雨さんが囁くので、それもその通りだな!エイヤ!と、お迎えしてしまいました。講談社文庫全11巻5,000円!うーん、文庫本としては大体定価だけど絶版ということを考えたらかなりお買い得。さらに状態はいまいちだけど、日焼けした本ならむしろいとおしいよね!と思って、新入り本への洗礼を施した(匂いをクンクン)ら、たばこ臭くて、これは、OH……ってなったのでした。たばこ滅すべし。ついでにパイプ復権すべし。(意味ない)
さんざん日に当てて風を通したので、それもすっかり薄れて、本棚にどっしりと収まっています。ふふうふふ!読むの楽しみ!!あー、むしゃぶるいしちゃう!!
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