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【まだ間に合う】ふるさと納税やろうぜ!

本記事は、ニードスタッフが業務や趣味について思うままに書き綴るアドベントカレンダー企画「nide.inc ライトニングトーク部 Advent Calendar」の第3日目です。
nide.inc ライトニングトーク部 Advent Calendar 2020
https://note.com/nideinc/m/m1cdb05a43c7f

こんにちはこんばんは。ニードのプロデューサーの山岸です。
実はプロデューサー業の傍ら、経理っぽいことをしたり、財務っぽいことをしたりしています。
それもこれもお金を稼ぐことと、効率がいいこと、どちらも好きだからです。(効率がいい=自分が効率がいいと思って組み立てたことができた時の気持ちよさが好きなので、傍から見ると効率が悪いこともありますね...)

ということで今回は、なんだかんだやってない人にふるさと納税を推す記事です。なんとなくめんどくさいと思っている。何がいいのかわからない。そんな人向け。

もうやってるよ!!って人は読み飛ばしてね。

ふるさと納税ってそもそも何なの?

都内の出身で「ふるさと無いしな〜」という理由で、ふるさと納税のことを調べてない人居ませんか?(うちの会社には居ました)

ふるさと納税
ふるさと納税とは、日本に於ける寄附金税制の一つ。”納税”という名称だが制度上の実態は「寄付」であり、任意の自治体に寄付をして、その寄付金額を現に居住する地方自治体へ申告することにより寄付分が控除できる本制度をもって、希望自治体に事実上の”納税”をするというものである。「ふるさと寄附金」とも呼称される。(ウィキペディア)

ふるさと納税は「所得控除」のうち、「寄附金控除」の仕組みを応用した制度のひとつになります。

返礼品が取り沙汰されていますが、基本的な仕組みとしては、住民税の先払い。

住民税を先に払ってもらうと、市町村の財源が安定するのでありがたい!
なので、返礼品をお返しします。という仕組みです。

ふるさと納税で寄付して先払いすると、来年その分控除されて納付しなくて良くなるって感じですね。なので、ふるさと納税は節税の仕組みではないのです。

じゃあなんで流行ってるの?

それはやっぱり返礼品があるから

節税ではないけれど、返礼品があるからお得。(普通は住民税を払っても何も貰えない)
クレジットカード決済もできるから、ポイントもついてお得
来年もし給与が下がっても、先に払っておけば出費が少なくて済む。

みんながふるさと納税をする理由は、主にこんなところです。
ここに魅力を感じない人は、ふるさと納税しなくてもどうせ住民税は払うので大丈夫。

一番の魅力である返礼品は、支払うべき住民税から控除される金額分の寄付をして選ぶことができます。
ふるさと納税の各サイトでは「控除金額シミュレーション」ができるので、ぜひ、やってみてください。

よく「実質負担2000円」と書かれているのですが、これは実際にふるさと納税で支払う金額のうち、2000円を除いた金額が控除される(先払いの対象になる)からです。

なので、シミュレーションで「30000円分」が対象となった人は、「32000円分の買い物をする」と想定して返礼品を選ぶと良いですね。
ちなみに返礼品は30%の還元率に抑えられているので、この場合は「9600円」が返礼品として考えられる最高額って感じです。

※返礼品はあくまで「市町村への寄付に対するお礼」なので、元を取るとか取らないとかは、個人の自由ですよ。あくまで返礼品選びのコツです。

こんな返礼品を選んでます!

ちなみに過去のわたしはこんなのを選んでいます。

スキレット欲しいけど重たいから軽いのがいいな〜と思って探していたところ、ちょうど良かったので選びました。

フェスに行ったら焼いて食べたい!と思って買いましたが、今年はフェスが軒並み中止になってしまったので、会社で焼いて食べました。

これは毎月お魚が食べたかったので控除額オーバーだけど買っちゃった…というやつですね。

お家になくなったら頼んでいます。Amazon感覚!


日用品などの返礼品もありますので、毎年絶対買うんだよな〜というものを選ぶもよし、たまの贅沢品を選ぶもよし、だと思います。

楽しいけどサイトが多いし品物もとんでもない数あって時間が溶けるので、なんとなくこういうのないかな〜と算段をつけてから選ぶのがおすすめ。


ここまで読んだけど、そもそもめんどくさいんでしょ。という方は一度やってみるしかありません。
確定申告なしで出来る「ワンストップ特例」というのを使うと、ほぼ買うだけで、本当に楽ですよ。

ちゃんと知っておきたい。寄付金控除

最後に。ふるさと納税は、寄附金控除の仕組みを応用したものなのですが、寄付金控除って一体なんなのでしょうか。

寄付金控除は、国や地方自治体・特定公益法人などに寄付した場合に控除される所得控除のひとつです。

今は自然災害などの被害を受けた地域に対する若者の寄付が多く見られるようですが、ふるさと納税サイトでもそういった寄付を受け付けている自治体もあるので、寄付をするつもりで納税しちゃうというのも1つの方法ですね。


今年は時勢の影響で、新型コロナウイルス対策に関わる寄付を募っている市町村もあります。

ふるさと納税で支払ったお金は、用途を指定することもできるので、自分が住んでいる自治体に対して、「特定の事業」についてお金を使って欲しいなぁという場合にもおすすめです。

それから、他の市町村に納税すると、自分の地域が潤わなくなってしまうのでは、という心配がある方もいると思います。
そんなときは、「自分の住んでいる市町村 ふるさと納税」で検索すると、どんなことをやっているか・そもそもやっていないかも分かるので、そういった調べ方をしてみるのも良いのではないでしょうか?


個人的には、ふるさと納税を通じて、税金や控除の仕組みを勉強できたり、ちょっとだけ政治を身近に感じられるので、おもしろいです。

ふるさとなんて無いもんね!他の土地はふるさとじゃないしなあ。と思っている人にも、ふるさと納税の仕組みを知ってもらって、うまく活用してもらえたらうれしいな。

今年のふるさと納税は12月31日まで。まだ間に合うので、今週末は家に籠もってネットサーフィンしましょう。




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