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エディター拡張大好きなWebエンジニア【そこらへんのゲーム関係者 vol.13】

こんにちは、そめ吉です!「そこらへんのゲーム関係者」今回はUnity Japanで10年以上エンジニアを務めている安藤 圭吾さんにお話を伺いました!それではどうぞ!


こんにちは。ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(以下、Unity Japan)でシニアソフトウェアエンジニアをしている、安藤 圭吾です。入社してから2024年6月で11年目に突入しました。今は主にWebシステムの開発をしています。今回は会社としてではなく個人として書いています。

テーマ1. あなたはなぜゲーム業界に?

きっかけは大学でUnityに出会ったところからこの話は始まります。

授業ではUnityを使ったゲーム開発を行い、研究室では非公式でUnityドキュメントの日本語化するという、毎日Unity漬けな時期がありました。

当時、非公式で日本語化していたUnityドキュメントのサイト

毎日Unityを触るもんだから楽しくなって、寝る間も惜しんでUnityでゲームを毎週作っていたら「公開してみんなに遊んでもらいたい」という欲が出てきます。そこで、Unityゲーム投稿サイト「Unity Games」を寝る間も惜しんで作りました。ゲームを作る頻度が毎週1つから3日に1つになりました。

Unityゲーム投稿サイト「Unity Games」

幸いなことに私が作成したゲームだけではなく、学生が授業で作成したゲーム、ゲームジャムや八時間耐久作品制作会というイベントで作成したゲーム、書籍のサンプルゲーム、様々な方が作成したゲームを投稿してくださって、とても楽しい開発経験ができたサイトでした。

そして大学4年のときに、Unity本の執筆の話が研究室にきて私が引き受けました。今でも無鉄砲だなと思います。すべてのAPIを試し、自分の言葉で表現し、サンプルを作成する作業がなければここまでUnityを知ることもなかったと思います。

大学時代に執筆した「Unityライブラリ辞典 ランタイム編」と、その後執筆した「Unity 4 ライブラリ辞典 エディタ編」

新卒3日目くらいの2012年4月に行われたUnity アジア・ブートキャンプ・ツアーでも書籍を販売しました。ここから社会人としてゲーム業界との関係が始まりました。

Unity アジア・ブートキャンプ・ツアーでの書籍販売

テーマ2. その後はどんなことを?

Unity Japan入社後の数年は、サポート業務やエバンジェリスト活動をしていました。

Uniteでの登壇

サポート業務では実力不足で申し訳ないと思いつつも、技術的な問い合わせに対して必死こいてUnityのソースコードを読みながら開発チームとやり取りしながらこなしていました。

2013年に制作した2Dシューティングゲーム開発のチュートリアル
同じくユニティちゃんの2Dアクションゲーム開発のチュートリアル

エバンジェリスト活動では、チュートリアルを作成したり、エディター拡張の講演をしたり、自分がUnityの機能や使い方を学んだことを、いかに興味を持ってもらうかを考えながら伝えることに努力していました。

講演登壇はとても緊張して毎回神経が擦り減る思いでしたが、業務で堂々とエディター拡張に触れる機会だったのでとても楽しかったです。「こんなニッチな機能を貴重なイベントの時間使って伝えて良いんだろうか」と毎回思っていました。

大学時代にやっていたドキュメントの翻訳も業務としてやっています。翻訳をするなら翻訳システムが必要なので、気合入れて翻訳サービスを作るところから着手しました!

設計した翻訳システムで日本語にローカライズされたUnityユーザーマニュアル

翻訳システムを0から設計し、翻訳者と一緒にシステムを作り上げていき、そして最終的に日本語に翻訳されたドキュメントが出来上がり、世に出しています。

ドキュメントの数は膨大
Unity Hubの言語パックも担当していたりします

テーマ3. そこらへんのゲーム関係者として楽しかったこと

私にとってUnityは「ゲームを開発するためのツール」ではなく、「魔改造できるツールがUnityだった」ので、便利機能を見つけたり、エディター拡張で機能を作ったりすることが楽しみでした。そのような情報を、日々ゲーム開発をしている方々にお伝えして、少しでもゲーム開発に役立ててもらえたらいいなと思って行動しています。

その集大成として、Unityのエディター拡張本を出していたりします。

また、Unity Japanの鎌田さんが部長を務めるUnity部というコミュニティがあります。そこではイベントを開催したり、本を執筆したりしていました。自分もみんなも「こんなイベントをやれば自分が楽しい!」というスタイルで楽しみつつ、自分の行動原理を実践できる場所だったと思います。

有志サークルでUnityの技術同人誌を刊行


振り返れば執筆ばかりしていますね。これらの読者から、役に立ったとの声を頂いたときにはとても嬉しかったのを今でも覚えています。

まだまだ、Unityを使う人達のお手伝いができるように、日々精進していきたいと思います。

この記事を書いた人

安藤 圭吾|@kyusyukeigo


安藤さん、ありがとうございました!

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