見出し画像

ジニア

ジニアという花がある。ピンクやら黄色やらのかわいらしい色味の花だ。
別名ヒャクニチソウ。

私は植物に詳しくはないので、ジニアの生態や育て方についてこの記事で語るわけではない。

久々にキュンとしたゲームキャラの名前がジニアだった。
ポケモンの新作、バイオレット版の生物担当教師である。

ゲーム序盤はゆるっとホンワカした「せんせー!」という感じのキャラクターなのに、後半は大人の色気駄々洩れになるのだ。
何のことか分からない場合は物語を進めて行って是非テラスタルしてもらってほしい。沼にはまる人は数知れずだろう。


20年以上前、別なポケモンシリーズのゲームをしていた。ホウオウが出てくるアレである。

ゴーストタイプの使い手マツバにnidako少女は恋をした。そのときから10年ほど経ち大学受験準備真っ最中の頃、任天堂とゲームフリークはリメイク版を販売したのである(勉強の妨げになった?いやいや、そんなことないです楽しかったです現役合格もしましたし...…その節はありがとうございました)。

恋というのか、キュンと来るキャラクターがいれば私はゲームを買ってしまうのだな、と30代になってから気付いた。同性異性は問わない。
とはいえ自分の買い物の傾向に気付くには時間がかかり過ぎたような気がする。

私はジニア先生に褒められたくて図鑑も完成させた単純な女である。

ジニア先生が現実にいたら生物も理科系科目ももっと楽しかっただろうなと思う。
なんだかweb界隈では黒幕説も出始めているがその話題はいったんパルデアの大穴に置いておきたい。




中学時代の理科教師は学級の副担任にも関わらず、贔屓の生徒のみに年賀状を送るという、なんとも変態で平等性に欠ける人物だった。
送ったのはもちろん(?)かわいい女子に、である。私には来ていない。
新婚ほやほや、子供もいる人物であったが奥様は自分の夫が「そういう」タイプの人だということを知らないんだろうなと14歳のnidakoは思っていた。

高校時代の生物教師はおじさん先生だったが、生物を学ぶ楽しさを教えてくれた。
とうに定年退職され、私の事なんてすっかり忘れて楽しい第二の人生を送っているだろうが、私にとって恩師だ。
キュンとはしなかった(ごめんなさい)。


毎年、我が家の庭に「推し」の花を植えている。
昨年はダリアだった。ダリアが歌になるくらいのキャラクターである。

今年はもう少し増やしてジニアを植えてみたいと思っている。
ホワーっと咲いてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?