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声をとどける case 1 #男女兼用水着としてラッシュガード認めてプロジェクト

みんなの社会部では、9月からの「まちづくり自主学校(第二期)」に向けて準備をはじめているところです。

今年度は、一人ひとりの興味関心、困り事から発見された地域課題に取り組み、社会化する際の方法を学ぶ「立案ワークショップ」を行います。

何か改善したいことや、困ったことがあるのだけれど、その「問題」にどうやってアプローチしたらいいかわからない。それを一緒になって考え、学んでいければと思います。
(詳細は来月くらいに発表できる予定なのでお楽しみに!)

それに先立ち、身の回りで気になる事例やそれへのアプローチ策が見つかったら、こちらで少しづつシェアさせていただければと思っています。

その第一弾は、こちら。
「男女兼用水着としてラッシュガード認めてプロジェクト」。

現在は福岡で活動されている「みんなのてつがくCLAFA」さんが、実際に困り事を相談されてはじめたプロジェクト。
これがスタートすることによって、これを目にした全国のいろいろな一人ひとりが学校に確認したり、教育委員会に確認したり、さらにこのプロジェクトを目にした犬山市の市議会議員さんが、問題を抱えた方のいる都の区議会議員さんにつないでいただいたりと、たくさんのアクションが生まれました。

犬山でも市の関係者の方が動いて下さり、小中学校の校長会で協議いただいた結果、ラッシュガードの着用は「特段の許可を必要とせず、着用OK」ということに!

さらにこんなニュースも最近目にしました。
”男女同じデザインの「ジェンダーレス水着」が登場。一部の学校が従来の水着との選択式で導入予定”
https://www.huffingtonpost.jp/.../story_jp...

はじめの一歩はどうやって踏み出せばいいんだろう?
誰に伝えればいいんだろう?

いろんな事例を実際に知ることから、まずははじめてみたいと思います。

プロジェクト全文はこちら↓
―――――――
水泳の授業で
伝えられるのは
泳ぎ方だけじゃ
ありません。
「男女別のスクール水着に抵抗がある」
「肌をなるべく露出したくない」
そう感じながら我慢しているこどもたちがいます。
その気持ちの裏にはもしかして
性犯罪・性虐待によるトラウマやアトピー肌や紫外線過敏症、
心と体の性が一致しないトランスジェンダーなど
人には言いづらい、カラダや心の事情があるかもしれません。

もし学校が「ラッシュガード着用OK」と言うだけで
こどものココロに少しでも寄り添い
「あなたは尊重されるべき大切な存在だ」という
メッセージを示すことができるとしたら。
こどもたちが安心安全な気持ちで
水泳の授業を受けられるとしたら。
上手な泳ぎ方を知ることと同じくらい大切なことを
水泳の授業を通して伝えられるのではないでしょうか。

泳ぎやすいハズだから ? 
昔から決まっているから ?
スクール水着だけにこだわる理由はなんですか?

主催:みんなのてつがくCLAFA  
協力: cuudesign

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