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【SDGs基礎のキ】カーボンニュートラル編

こんにちは!西川コミュニケーションズSDGs広報チーム“つつつ”です。

6月にお送りした「SDGs基礎のキ~全体編~」に続き、「SDGs基礎のキ~カーボンニュートラル編~」をお送りします。(前回お送りした全体編はコチラ↓)


最近よく聞くようになった「カーボンニュートラル」について関連キーワードと共になるべくわかりやすく解説します!

突然ですが最初にクイズです!! 

Q:最近ニュースで聞く『カーボンニュートラル』ってなに?

A .温室効果ガスを別の物質に変化させること
B .温室効果ガスの量を全体としてゼロにすること


どちらでしょう???




答えはB二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、「吸収量(または除去量)」を差し引きしてゼロにすることです。経済活動を行いながら排出を完全にゼロにすることは難しいため、正味ゼロ(ネットゼロ)を目指しましょう、とされています。

ここからは、カーボンニュートラルに関連する基礎的なキーワードをピックアップ!さて、あなたはどれだけ分かりますか?


【温室効果ガスってなに?】

二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガスを指します。その中でも「二酸化炭素」は地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きいとされているため、温室効果ガス削減の議論の中心になっています。


【いつまでにカーボンニュートラルをするの?】

地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、2015年にパリ協定が採択され、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すること(2℃目標)」などが、世界共通の長期目標として定められています。現在、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げています。


【日本のカーボンニュートラルの方針は?】

2020年10月。菅総理(当時)の所信表明演説で下記のように触れられました。
「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします」
大手をはじめとする日本企業は2030年または2050年までに温室効果ガスまたは二酸化炭素排出に対する対策を表明し始めています。


【わが社も取得予定のSBT認定ってなに?】

Science Based Targetsは、パリ協定が求める水準※と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標のことです。
企業の温室効果ガス排出の削減目標を立てることが求められるようになっていますが、独自の割合だけ減らすと宣言してもそれが世界の基準に合っていなければ意味がありません。SBT認定は各社の削減目標がきちんとパリ協定が求める水準と整合していますよ、ということを認める制度です。

※世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すること(2℃目標)


NICOではSBT認定の取得を予定しています(すでに認定の内諾の回答はいただき、SBT公式サイトへの掲載待ちのステータスです)。正式に認定が済み次第、またつつつの記事にてお知らせいたします。


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