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人間関係上手くいくコツ

初めに言うと、そんなコツなどないのであろう。

これをやったら大丈夫という答えがあるならば、人間関係の自己啓発本などが今もなお売れ続けている訳がないのだ。
人は今日(こんにち)までずっと人間関係で悩み続けている。

しかし、職場の人間関係で悩み、転職を続けてきた私なりの答えを記してみようと思う。

自分が我慢すれば良いと思っている

正直、ネガティブな理由で転職続ける人には、私を含めて少なくとも逃げ場があるんだと思う。
「逃げ場」を悪いことだと思わない前提で読んでもらいたいのですが、例えば

★旦那さん(奥さん)が稼いでるから別に辞めたって食うに困らない

★やめても実家住まいだからなんとかなる

★実家が裕福なので資金援助してもらえる環境

★貯金がとりあえず数ヶ月は持ちそうである

などなど、辞めてもさしていままで通りに生きていける見通しがあるから辞める選択肢を選ぶ。

そう言う後ろ盾がありながら、

私の経験だと

今ここで感情をあらわにして、周りに影響を及ぼすくらいなら、ひそかにひっそりと辞めたら円満なんじゃないか。

そう思う節があったようにおもう。

今の会社でも、後輩の事務員さんが、人間関係で馬が合わない人に永遠と頭を悩ませ、はらわた煮えくりかえりそうになっているのに、今もなお心の中でグツグツとその憎悪を沸かしているのである。

私も振り返ると、ああ、どうしてあの人はこうしてくれないんだろう?と答えの出ない悩みを抱えたまま、負のループに陥っていたよなぁ、と思い出した。

過去の私は、怒ることは大人げないことである、そう思っている節があった。

ある日爆発した

私は心のどこかで、誰かのミスや不当な扱いは3回まで見て見ぬふりをすると決めています。
自分だってミスするし、忘れるし
無意識に心無い発言をしている場合があるからだ。

ある日、
本社と支社のやりとりで、支社長に作成してもらわなければならないものがあり、それを「どうしますか?」と催促すると、
「そうしたいなら勝手にそうすれば?」
と冷たくあしらわれた事があった。
支社長は忙しくなるとたまにそういう投げやりになる時があるのは知っていたのですが我慢ならなくなり私の堪忍袋がプッチンぷりん

「何ですかその言い方は?!支社長がねえ忙しいのはわかりますよ?!私だって本社と支社長との板挟みで確認せざるを得ないでやっていて、好きでやってる訳じゃないんです!!!」

と声を荒げて、手を震わせながら訴えたのだ。。。笑

まぁ、支社長も大人なので、悪かったよ、どうかしてた、ごめんごめん。今度から言い方気をつけるよ、といい方向に進んだのだ。

我慢を選択することもできたのですが、
その人に自身の行為が誰かを不快にしていることを気づいえもらうことも大切だし、
単純に自分が不快続きなのが嫌なので
我慢することをある時から辞めたのだ。
ある意味の開き直りもある。
嫌われてもいい、
自分の気持ちを健やかに保つ方が大切だと思うようになった。

また、普段仲良くしている同僚にも言えるようになった。
関係を壊したくないから。。。
と自分を抑えていたところがあったのだが、
人に物を聞く態度とは思えないおちょくった言い方をされたときは、

ああ、もういいですわたしがやるんで。

とつっぱねたこともあった。
その時は少し言い合いになったのですが、その人も悪かったと少しは思ってくれたようで、聞く前にマニュアルを見たり、改善が見られた。

ある程度の信頼関係も必要

私の経験談をもとに感情をあらわにすることも大切だと伝えていきました。
ただ、これを実践するためにはある程度の自分自身の信頼も必要だと思う。

★自身が頑張りを見せること
★会社でそこそこ頼られる存在であること
★普段からまわりの人に良い影響を与えたり、思いやりがあること

普段から悪態つくような人間に素直に従う人はいないはず。

ああ、この人がここまでいうなら少しは改善しなきゃなと思わせることが大切なのだろう。

コミュニケーションとは自分の気持ちを言葉で伝えることである

日本人の美徳ともいえる、趣きや、余白を読み取る。などは文学の上では大切な美しい余韻なのだと思う。
しかし、リアルなコミニュケーションにおいて、必要以上に自分の気持ちを言わずに周りのせいにすることは、少しきつい言い方をするとコミュニケーションから逃げているように思う。
やることを全てやってから、逃げることが一番であれば逃げるが勝ち、作戦勝ちなのだ。
でも全てを放棄して、見て見ぬ振りして逃亡することは自分のためにもならない。

私は逃げて、逃げて。
ある時気づいた。
人は逃げても逃げても同じハードル(悩み)でつまずくのである。

それから逃げる人生なのか、すこしは改善して前に進める人生なのかで、10年後、20年後に見えてる未来は違うのではないかと。

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