VTIにプラスするならアメリカ以外の全世界に投資できるVXUS
全世界株式に投資でき、アメリカの比率が6割を占めるVTではなく、アメリカ以外の全世界に投資できるETFに、VXUSというETFがある
VXUS( バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF)とは、アメリカを除く先進国株式市場および新興国株式市場へ幅広く投資できるETF
すでにVTIを保有しているのであれば、VTへの乗り換えではなく、VXUSを買い増しでもよいのかも
VXUSのざっくりとした特徴
日本株の比率が15.3%で一番多い
日本株と中国株で22.4%
iシェアーズ MSCI フロンティア100 ETF (FM)の20%を占めるベトナムは含まれていない
新興国は含まれているけど、フロンティアと呼ばれる新興国よりさらに小さな国はほとんど含まれていない
■VXUS Vanguard Total International Stock ETF
・VXUS構成地域
※太平洋諸国…オセアニアをはじめ日本列島、台湾、フィリピンなど
・VXUS構成国
■VTとの違いを比較
・VXUSとVTの構成国比較
VXSUには構成国にアメリカはゼロ
VTには含まれていないコロンビアとギリシャが含まれているけど、VXSUにも0.1%しか含まれていない
VXSUとVTどちらにもFMに含まれているベトナムは含まれていない
日本と中国で合わせて22.4%含まれている
■VXUSとVSSとVTの違いを比較
アメリカ以外の全世界に投資できるETFに、VSSというVXUSによく似たETFがある
・VXUSとVSSとVTの構成国比較
■VXUSとVSSはどう違う?
VXUSとVSSは新興国の比率が同じくらい
VSSはVXUSよりヨーロッパと太平洋諸国が多く含まれている
VSSはVXUSより北米(カナダ)の比率が高い
■VXUSとVSSのチャート比較
値動きは同じ
株価がVSSがVXUSの2倍(VSS105ドルくらい、VXUSは52ドルくらい=2022/11/24時点=)
ベータは、VSS1.21でVXUS1.02(2022/11/24時点)なのでVXUSの方が株式市場全体の動きには近い(VXUSの方がリスクが低いということ)
現在VTIを保有していて、アメリカ以外の全世界へ投資できるVXUSを買い増して、さらにフロンティアへ投資できるFMを保有すれば、全世界という意味では幅広くカバーできるのかも
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