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学校に行かないことで困ること。

学校への連絡。娘が通っていた小学校はマンモス校のため欠席の連絡は電話でなく連絡帳を通じて行うと決まっていた。でも欠席するかわからない、途中から遅刻していくかもしれない。どうしたらいいんだ。先生がいつでもお電話くださいと言ってくださったのでそうさせてもらうことにした。しかし結構これが私にとってストレスだった。毎回担任の先生に繋いでもらえるわけではなく、知っている先生が電話に出るとちょっと今日は遅れていくかもしれません、で済むのだが知らない先生が電話に出るとそうはいかず、どうかしましたか?と聞かれる。ちょっと体調が…と言うと熱ですか?とか掘り下げて聞く先生もいて勘弁して欲しいと思っていました。

お昼前に学校からかかってくる給食はいりますかの電話。給食費を払っているから毎日かけてきてくれるのだろうが朝学校に連絡を入れ、4時間目までに登校しないと給食はいるかと確認の電話がかかってくる。これも私にとってはストレスでした。

家にいる娘のための昼食の準備。娘は小学校3年生の夏休みの後、学童保育をやめてしまったので長期の休みや代休には1人で昼食を食べることには慣れていたのだが毎日の昼食を準備するとなると経済的な負担が。しかも行くかもしれない、行かないかもしれない。そのときにならないと分からないためお弁当を準備するわけにもいかず。冷凍食品やカップラーメンのお世話になりました。

勉強への遅れ。学校に行かなくてもいいから勉強はして欲しい、と娘には伝えた。勉強が分からなくなればさあ、行こうと思ったとき学校に行くのがもっと嫌になる。当時学習塾に通っていた娘には体調が良くなれば塾には行くように、と言った。担任の先生には勉強の遅れから学校嫌いになって欲しくないので学校を休んだ日でも夕方に体調が良くなれば学習塾には行くことを伝えた。幸い、娘が通っていた学習塾は少人数で学校へ来てないのに塾には来ていることをからかう子はいなかった。5教科の勉強は学習塾で対応できても副教科などの提出物は未だに未完成のまま自宅にあります。

娘が不登校になってはじめて学校って必要か?と思うようになった。私が娘くらいのときは学校に行かないという選択肢はなく、とりあえず行かなければならない場所だった。今では学校に行かないという選択をした娘を偉いとすら思うし、自分の意思を持って行動した娘を誇りに思います。

娘の不登校の経験が、母親としての私の経験が、少しでも誰かの気持ちを楽にすることができたらいいなと思います。


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