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ゆめがかわった

ゆめの始まり、途中、おわり
何を書くのかという話

 なんだか思い返すと、いつも焦っていた気がするんだよ。大学に入るまでは良かった、きっとすぐ目の前に分かりやすい目標があったから。
 人並みに悩んだりつまづいたりしながら大学生になってすぐに焦りは始まった。教職も図書館司書も絶対じゃないけどせっかくだから資格が取れるように単位を取って。でもそれだけじゃ足りない気がして、就職に直結しそうなことを身に付けなきゃって自分でローンを組んでまでパソコンと英会話の学校に通い、さらに航空会社への就職準備の為の専門学校にも更に通い、、大学卒業してからは自動車学校、留学準備の英会話学校、NZの語学学校、上京してからの文章の学校、編集の仕事から飲食業界への転職の為の調理の職業訓練校。って何個学校行ってんのおれ。これ普通?

 大学生の頃焦って他の専門にも通ってたなぁ、と東大生のバイト男子に話したら「それすごいですね」と言われたけれど、東大生だったら必要ないのかもね、焦ったりしないのかもね。それともこういうことって東大とかそうじゃないとかじゃなくて、おれだからだったのかも。

 学校に行って満足したわけじゃない。叶わず焦って次を探したわけでもない。ただゆめがかわっただけ、なんかそんな気がして書き始める。


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