子どもから学んだ「諦めない強さ」をシェアしたい。

こんにちは、にこママです!

突然ですが、うちの子、一つだけ習い事しているんですけど、それも始めて1 年が経ちました。
幼稚園から仲の良いお友達が「柔道」をしていることもあって、自分も強くなりたいと憧れ、習い始めたんです。

子どもについて

うちの子は同学年でも体格が小さい方で、背の順もいつも前から1、2番目でして決して恵まれた体格だとかそんな感じではないんです。
柔道クラブの中で見ても、下の学年の子より小さく、体重も軽い彼ですが、気持ちだけは不思議とこの1年全く折れません。

練習を見にいくのですが、当然のように毎回投げられ、時には泣きながら向かっていく姿を見て、なんともグッとくるものがあります。

今年に入ってからは世の中が慌ただしい状況ですので、試合も無く練習に打ち込んでいますが、去年のことを思い返してみても、ようやく出場できた試合では同学年だけれど自分より大きな女の子に負けていました。

彼は、今までの1年間、負けしか経験したことがないんです。

なぜ続けるの?なぜ心が折れないの?

度々見る練習でも、いつも投げられ、いつも悔しそうな姿たったので、私が戦っているわけではないのにとても悔しく、見ていられなくなることもしばしばで…、ある日、聞いてみたんです。

「どんな気持ちで、相手に向かっていくの?」

すると、なんとも素敵な答えが返ってきました。

「僕は小さいけれど、もっと頑張れば勝てると信じてる。」
「一度でいいから大きな相手を、投げたいんだ。」

少し力が入った言葉で私に伝えてきたときには、すごく心に響くものがありました。

前向きな気持ちは、常にシンプル

彼は「頑張れば勝てる」と信じ、「一度でいいから投げたい」を最初の目標にしていて、とてもシンプルなんです。それが継続して1年だろうと折れることなく、すぐに発言できました。

そして、一番の驚きは、全くマイナス思考な発言をしなかったんです。

私は心のどこかで思っていました。
もしかすると、「だって体が小さいから」や、「相手の方が長く柔道やってるじゃん」など、子どもなりの言い訳のような言葉が出てくるのではないか。どう言葉を返そうか…。と。

でも、私の予想とは全く違った答えで、良い意味で戸惑いました。

今まで一年間負け続けている彼から出た言葉だとは思えないほど前向きでしたし、自分の体格や相手を悲観する事なく、「自分が小さいのは分かっている」「でも戦いたい」とまで言ったんです。

親ながら感心しましたね。

勇気をもらった

フリーで活動している今、壁にぶつかることばかりで、心が折れそうになることもたくさんあります。でも、こうして子どもの成長から勇気をもらうことも多く、自分も前に進みたいと思わせてくれます。

私のテーマでもある「シンプルに考える」をもっともっと意識して、自分の目的に忠実に、できることをその日に取り掛かり、いつか積み上がっていればと思います。

それこそ、信じて、行動です。

さいごに

完全に私の息子と私の気持ちを書き記しましたが、とても印象に残った出来事で、自分にも響く出来事でしたので思い切ってシェアさせていただきました。

生まれてきて数年の子どもが小さな身体で戦っていると思うと、私も負けてられないなと、夢に向かってさらに前向きになりました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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