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わたしと娘たちの人生を考える一冊(#113)

こんにちは。

梅雨も明けて
異常な暑さが続きますね。
みなさん、
体調は大丈夫ですか?
わたしたち家族は
なんとか耐えています!

①睡眠を削らない
②水分をこまめにとる
③夏野菜を積極的にとる

夏休みでイベントごとも増える夏。
なるべく上の3つを心がけています!

わたしはというと
7月になってから
スマホとの距離を意識しています。
そのおかげで
読書が増えて
幸福度というか
満足度というか
自分の欲求が満たされてる感を強く感じています!

そんな中で読んだ今回の本はこちらです。

「あの子が結婚するなんて」
著五十嵐貴久


この本との出会い

娘たちと毎週通っている図書館で
フェイスになっていた一冊でした。
帯にあった「ブライダルコメディ」という
ワードに惹かれて
手に取りました!

最近はコロナもあったりで
結婚式にでる機会も少なくなって
キラキラした世界から離れていたので
とっても気になりました!
また子育てとか、自己啓発とかばっかりだったので
なんか独身時代を思い出して
わくわくしました!

あらすじ

大手企業で主任を勤める32歳に七々未。
中学時代からの友人が突然結婚すると言い出し、
花嫁から付き添い人「ブライズメイド」のリーダーを任命されてしまう。
親友の結婚はうれしいはずだけど、
うらやましさやあせりから複雑な気持ちのまま準備がスタート。
仕事も忙しい中、新郎新婦の要望に応えるべく、
新郎の付き添い人「アッシャー」のリーダー英也と協力していく中で
七々未は英也に惹かれていく。。。
結婚式を控えて行われたブライダルシャワーから
話は一気にラストスパートへ。

感想

勉強も友人関係もそつなくこなしてきて
就職も悪くないスタート。
32歳で主任も任されて
キャリアも順調。
あとはいい人に出会えれば完璧!なんて
憧れるような人生を生きてる七々未をうらやましいなと思いながら
読み進めていました。
七々未の表面では理解ある人を演じながら
内心では暴言に近い愚痴ばかり。
そんな心の声に共感ばかりでした。
女の卑怯な部分というか、
無意識にマウントとっている部分とか、
計算しているようで実はそうでもなく
感情のままに生きている部分とか、
一気に言語化されていた感じでした。

わたしはあんまり思い出を思い出せません。
七々未たちみたいに友だちと大喧嘩したこともないかもしれません。
小説やマンガの主人公!っていう意識が強くて
いまの楽しい状況も辛い状況も
将来の伏線なんだって感覚があったんですよね。
いま考えるとおもしろい性格してますね。

だからこそ、
七々未が友人たちに感じる思いや人間性にすごく惹かれました。
こんな風に素直に生きたいなって。
ブライダルコメディと書いてありましたが
笑えてもクスッとという感じで
ヒューマンドラマでした!

さいごに

自分の人生と照らし合わせることもありましたが、
一番は娘たちのことを思って
母目線で読んだことが印象に残っています。

5歳と3歳の娘たちが
これからどんな自分を作って
どんな友だちに囲まれて
どんな考えを持って生きていくのか。

保育園に行くときに
毎日毎日わたしから離れられず
大泣きする長女。
行きも帰りもずっと抱っこの次女。

「朝から大変だ〜」
「クタクタの夕方にまたか〜」
と愚痴ばっかりでしたが
こんなこともきっとあと数年。
気づけば娘たちの方から距離をとってきて
わたしの知らないコミニティに属していくんだろうな。
そのときに娘たちを信じて応援できるように
悩んだときにいつでも帰って来れる存在でいられるように
わたしを求めてくれるいまを大事にしたいなと思っています。

今日は少し長くなりました。
30分、noteを書く時間をくれた二人に感謝しながら
さあたっぷり遊びます!

今日も素敵な一日を。
Natsumi

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