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2023年、インナーデベロップメント元年

約2年前、このようなnoteを書いておりました。
いま思えば、これも布石になっていたのかもしれません。


2012年、私にとってのインナーデベロップメント元年

さかのぼること、丸11年。
2012年4月にヤフーの経営体制が刷新され、いわゆる爆速経営が誕生しました。サービス企画領域から人事領域(ピープルデベロップメント)へのキャリアチェンジをきっかけに、インナーデベロップメントの旅路がはじまりました。

そこから、いろいろな学びを探求してきて、ざーっくりとまとめると、

思考系:クリティカルシンキング
内面系:U理論、マインドフルネス、メンタルモデル、天職、EI
システム系:システム思考、学習する組織
統合系:インテグラル理論、福澤諭吉文明塾

という分類をしておりましたが、この2年間の学びを追記し、再分類してみました。

・内面系:U理論、マインドフルネス、EI、メンタルモデル、スウェットロッジ、ヴィム・ホフ・メソッド、ソース原理、マネーワーク
・思考系:クリティカルシンキング、システム思考、デザイン思考、学習する組織、インテグラル理論
・関係性:セルフコンパッション、コンパッション、子どもの教育
・身体系:太極拳、ワイルドフルネス、姿勢改善プログラム
・行動系:福澤諭吉文明塾、note発信など

これらの学びがあって、いまの私がいます。

一つひとつの研修やワークショップ、合宿等に参加するきっかけやタイミングは、ほとんどが偶発的です。偶発的といえば、グランボルツ博士の「キャリアの8割は偶然の出来事で決まる」という計画的偶発性理論が有名ですが、ほんとこれです。

なぜなら、これから私のすべてを捧げようとしているのが、インナーデベロップメントであり、そこに至るまでが偶発の賜物であるからです。

MiLIは、創設10年を迎え、働く人の内面の発達を促進するインナーデベロップメント提供組織へと転換します。日本国内の個人や組織向けを対象に、世界標準のインナーデベロップメントプログラムであるSearch Inside Yourself(SIY)や世界で注目が集まるIDGs(Inner Development Goals) のフレームワークやツールを通じて、個人や組織をアップデートし、組織と社会をアップグレードし続けることに貢献します。

先んじて、2023年2月に開催されたマンスリーMiLIというイベントでは、IDGs(Inner Development Goals)の世界最前線というテーマで、IDGsとは?、フレームワークの紹介をされておりますが、そのフレームワークが、ほぼほぼ私の学びの分類とかぶっているのです!(身体系は違いますけど)

1:自分のあり方(自己との関係性)
2:考える(認知スキル)
3:つながりを意識する(他者や世界を思いやる)
4:協働する(社会的スキル)
5:行動する(変化を推進する)

こんなにも、内面系に突っ込んできたのは、自分のあり方(自己との関係性)をよりよくしたいというbeingファーストの哲学があり、ただし、内面だけでは物足りず、思考系、関係性、身体系にも幅を広げていったのはdoingセカンドの実践があるがゆえです。

それをひっくるめると、2012年からインナーデベロップメントしてきたと捉えることができます(もはや言ったもんがちですね…)


なぜ、2023年がインナーデベロップ元年なのか

テクノロジー界隈では、chatGPTや生成的AIがだいぶ盛り上がってますが、インナーデベロップメント界隈では、ウェルビーイングやパーパスをはじめ、価値観や多様性、自己内多様性など、内なる自己軸の必要性が必然性に変わってきているからです。

インテグラル理論でも触れられているように、外なるテクノロジーの進化が早すぎて、内なるテクノロジーが追いつかない、どうにもバランスできない構造になっています。

SDGsの目標の達成期限まで、あと7年。
あらためてスウェーデン発のIDGsが注目されるのは、意思決定やリーダーなど、本質的にはここ(インナーデベロップメント)から取り組まないと、もう間に合わない。インナーデベロップメントなくして、デベロップメントなし、というのがグローバルでの共通見解です。

しかし、日本では、まだ全く耳にしないインナーデベロップメント。
10年前の2013年のマインドフルネスと同じです。デジャブか?

これから1、2年で、「インナーデベロップメントって何? おいしいの?」のフェーズがきて、次は「インナーデベロップメントの効果、メリットは?」のフェーズもくるはずです。

それらを見据えて、今年が元年になるかどうかは、私たち次第。
私自身は、少なくとも10年以上、このインナーデベロップメント領域にフルコミットし、すべてを捧げます。

インナーデベロップメントに多少なりとも興味・関心ありそうな方々や組織がいらっしゃいましたら、ぜひともコラボさせてくださいませー!


さて、あなたのインナーデベロップメント度合いは?

このIDGsのフレームワークである5つの資質、23のスキルについて、ご自身の現在地を知ることから、開発可能になります。

IDGs公式のアセスメントはまだ存在しないようですが、なんちゃっての主観的評価(5段階評価)で自己採点してみるのはいかがでしょうか?

ご参考までに、私自身の自己評価はこんな感じ(甘いかも?)
意識して、「協働と行動」を開発していきます。

■自分の在り方
・内なるコンパス(4) 
・誠実・真摯で本物である(3) 
・オープンさと学ぼうとする意欲・姿勢(4)
・自分を理解する力(4)
・プレゼンス(4)

■考える
・思考の偏りに気づく(4)
・複雑さの認識(3)
・視点・見通す力(4)
・意味を見出す力(3)
・長期志向とビジョニング(3)

■つながりを意識する
・感謝(3)
・つながっているという感覚(4)
・謙虚さ(3)
・共感と思いやり(3)

■協働する
・コミュニケーション・スキル(3)
・共創スキル(2)
・インクルーシブ・マインドセットと異文化コンピテンス(2)
・信頼(3)
・集団を動かすスキル(2)

■行動する
・勇気(1)
・創造性(3)
・楽観性(3)
・粘り強さ(2)

テーマ曲は「inner universe」

知る人ぞ知る、攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEXのオープニング曲です。
ロシア語で何を言っているかさっぱり分かりませんが、超絶好きでした。

ふと思い出して、日本語歌詞を検索すると、なんとまあ。。

(私は呼んでいる、今、呼んでいる)
I am calling, calling now,
(魂が浮き沈む)
Spirits rise and falling
(より長く自分が自分であることを保つため)
Собой остаться дольше...
(呼び続けている、願望の奥深くで)
Calling, calling, in the depth of longing
(より長く自分が自分であることを保つため)
Собой остаться дольше...

(恵みの奔流が迎える)
Manat te vortex Manat te vortex
(栄光あれ)
Aeria gloriis Aeria gloriis

さすが攻殻機動隊。ここにインナーデベロップメントのすべてがあります。
元年のテーマ曲は、inner universeに決定です(ホントか?)

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