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メタ認知の超ズームイン⇔アウト

マインドフルネス実践によって、メタ認知が高まります。
メタ認知が高まるとは、解像度があがることで、見えていなかったものが、クッキリハッキリと見えるようになってきます。
見えることによって、より気づきを得ることができます。

こちらは、マインドフルネス体験会や研修、ワークショップの決めセリフです(ドヤっ)

解像度とは、画像の鮮明度、きめの細やかさを表し、「テレビで例えると、かつてのアナログテレビは低解像度、地デジから4K/8Kテレビは高解像度なんですよー」と、イメージを伝えてきました。

さて、「メタ認知の解像度があがるとは、どういうことか?」を深めてみました。

超ズームイン(顕微鏡)

Wisdom2.0Japanでチャディー・メン・タン様による「最新テクノロジーとしての原始仏教」という講演で、顕微鏡のメタファーを用いて、このようにおっしゃっていました。

・前は見られなかったことが見える
・歪曲なしに
・余計なものを加えないで
「直接的知識」を得ること

織物商がよりいいものをつくろうと思って、顕微鏡をつくったところ、微生物が見えるようになって、偉大な科学者になったというエピソードでした。「虫の眼」です。

超ズームアウト(気象レーダー、気象衛星)

NHKの人気番組だった「プロジェクトX」第1回目放送は「巨大台風から日本を守れ」であり、富士山の山頂に気象レーダーを設置する熱い物語です。

・前は見られなかったことが見える
・より広く、より早く情報をキャッチする
「直接的知識」を得て、次なる行動に備える

1959年の伊勢湾台風の高潮で約5000名の命が奪われたのをきっかけに、1964年に富士山レーダーが設置されました。最大800km先まで観測が可能になり、被害を抑えられるよう台風情報を事前に察知できるようになりました。「鳥の眼」「魚の眼」です。


以上、これらの超ズームイン/アウトのイメージは沸きますでしょうか?

メタ認知の解像度を上げた状態で、
・どこまでズームインできるか?
・どこまでズームアウトできるか?
・ピントをあわせられるか?
このあたりの感覚をつかめてくると、いま自分自身のメタ認知度合いはどれくらいか、解像度はどれくらいなのか?を確認する目安になりそうです。

また、冒頭の決めセリフは、今後このようにアップデートして、お伝えしていきます。

マインドフルネス実践によって、メタ認知が高まります。
メタ認知が高まるとは、解像度があがることで、見えていなかったものが、クッキリハッキリと見えるようになってきます。
見えることによって、より気づき(直接的知識)を得ることができます。
そして、その気づきを得たことで、意図をもって、次なる行動していきましょう。

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