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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル8月号感想⑥令和版 住宅取得の10ヵ条

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル8月号についての感想続きです。

今号の特集は「FPと考える・いまどき・後悔しない 令和版 住宅取得の10ヵ条」です。
Part2「令和版 住宅取得 10ヵ条」について何回かに分けて感想を書いていきます。

第9条 修繕費は上昇を前提に準備する

マンションの共有部は修繕積立金を用いて修繕を行うことになっていますが、人件費の値上がりから積立金だけでは足りずに一時金として徴収されることもあるようです。

占有面積1㎡あたり月250円程度が目安になるということなので、現状の修繕積立金がこの水準より少ないようなら差額を自分で積み立てていくのがよさそうですね。

戸建てでは建築費の1%程度を毎年積み立てるのが目安となるそうです。
記事中では5年ごとに防蟻、15年ごとに大きな修繕の計画が掲載されており、30年で1,102万円、50年で1,365万円という見積もりでした。

しかし、物価も人件費も高くなっていくと考える必要があります。
ひとまず毎年2%上昇を見込んでおくのがよいのではないでしょうか。

第10条 将来の住み替えや売却も意識しておく

私が一番気になっている出口戦略です。

住み替える、家を売る、相続させるなど、いつかは自分が住まなくなるタイミングがあります。

そのとき誰がどうすればよいのか、私自身まだ明確な答えをもてていません。

住み続けながら家を処分することができるのは、原則戸建てでリバースモーゲージやリースバックなどの手段がとれる場合です。
条件が合わない場合にどうするかは、前もって考えておく必要があるでしょう。

お子さんがいる場合は一緒に検討できるとよいですね。
兄弟姉妹でそれぞれが実家を相続するつもりだった、なんてこともあるようです。
一人に家を渡すのであれば、他の人には相当の金額を相続させるなどの準備が必要かもしれません。

お子さん他手続きを任せる心当たりがない場合は死後事務委任契約等の検討をしてみてください。
また、お子さんの有無に関わらず遺言は書いておくべきだと考えます。

住宅取得に関して、いろいろ考えてきました。
自分自身に経験がない部分もありますが、色々調べていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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