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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル8月号感想⑤令和版 住宅取得の10ヵ条

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル8月号についての感想続きです。

今号の特集は「FPと考える・いまどき・後悔しない 令和版 住宅取得の10ヵ条」です。
Part2「令和版 住宅取得 10ヵ条」について何回かに分けて感想を書いていきます。

第7条 自然災害に備えて保険設計にも時間をかける

記事中にもありましたが、火災保険に入っていても地震保険はつけていないケースがときおりあるようです。
確かに地震保険の保険料は高いのですが、何かあった時に備えるという保険の性格から考えるとつけておくべきだと考えます。

地震による火事・浸水などは普通の火災保険加入だけでは保険金が出ないからです。

まったくの余談ですが、私は今年住んでいる家の賃貸契約更新があり、不動産会社に火災保険を見積もってもらいました。

が、家財の補償額がかなり不足しており、結局自分で探した火災保険に加入しました。

ちなみに不動産会社からは「借家賠償責任保険2,000万円と個人賠償責任保険1億円を必ずつけてください」と言われました。
不動産会社が気にしているのは大家さんだけだということがよくわかりますね。

閑話休題
今まさに南海トラフ地震が話題になっていますが、昨今の日本では水害にあう可能性がより高くなっているのではないかと思います。
浸水の補償についてもよく確認しておきましょう。

第8条 繰上げ返済など、返済中もこまめに見直しをする

繰上げ返済(期間短縮型)のメリットが述べられています。

完済時期が早くなる他に、最終的に払うローン利息も少なくすることができるので、なるべく繰上げ返済は行ったほうがよいでしょう。

ただし、晩婚化により教育費が必要になる時期が後ろ倒しの傾向にあること、多くの企業の定年が延長になっていることから、いつを完済時期にすればよいのかはよくシミュレーションしていただきたいです。

ローン返済だけにお金を全振りするのと、旅行などの楽しみや思い出にも使うのと、どちらがいいのか。
家族で話し合うのも、お金の話をタブーとせずにコミュニケーションがとれるよい方法ではないでしょうか。

明日に続きます。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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