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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル1月号感想⑥】FPができる「心」と「お金」のサポート⑥

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル1月号についての感想続きです。

今号の特集は「治療の長期化、高額化が進む“がん” 患者と家族に向き合うために FPができる『心』と『お金』のサポート」です。
第2部の「相談現場でのスキルを磨く 患者の不安を軽減し、お金の問題を解決するためにFPができること」の続きを書いていきます。

Advice5 高額療養費の区分はどこに入るか。同じ薬剤でも自己負担は大きく変わる

「高額療養費制度があるから大丈夫」ということばかりがひとり歩きをしているように感じます。

6つに分かれた所得区分のどこに該当するかは知っておいた方がよいですね。
年収が高く3割負担額が自己負担限度額を超えず、高額療養費の適用対象外になるケースもあるそうですから。

がん患者さんのサポートとは別の話になりますが、年金の大幅な繰下げにより、受け取る額が増えても、上記のような医療費負担も大きくなる場合もあります。

損得だけで物事を判断しようとしても、結果がどうなるかはわかりませんね。

Advice6 仕事と治療を両立するために勤務先や公的な制度の活用の仕方も大事な助言

がん罹患後仕事を続けられるかどうか、精神的にも経済的にも大きな差となるでしょう。

会社の制度を調べてもらう、公的制度を調べる、などはご本人にやっていただくとして、会社を続けるためのスルー力について、ぜひ第三者から伝えていきたいなと思っています。

休暇、遅刻、早退をしたり、時短勤務に変わったりしながら仕事と治療を並行させていくことになると思います。
長期間にわたる可能性もあり、哀しいことですが口さがなく言われることがゼロとは言えません。

自分でどうにもできないことということもあり、まともに受け入れてしまうとひどいダメージを負ってしまいます。

気にしないでいられる姿勢があるといいですよね。
気にしすぎないで、というメッセージを伝えてもらえるとよいなと感じました。

Advice7 民間の医療保険でカバーできる範囲は?医療保険とがん保険、請求時の注意点

私が入っているのは、30年も前のがん保険なので今の考え方と異なる部分が多々あります。

お客さまの保険がどのようなものなのか、証券を確認する必要がありますね。
思い込みで間違ったご案内をしないよう、注意しましょう。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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