【新人研修】ゲーム化できないかな
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
そろそろ来年に向けた研修カリキュラムの検討に入らなければなりません。
そこで妄想的に考えていることを書いてみます。
今のカリキュラムは
リモート研修になってから、正直、ゴールが不明瞭になってしまっている気がします。
そのため、受講者にも「これができるようになった!」という明確な達成感を与えることができていないように思われます。
教えなければならない項目がとても多いのですが、それだけでなく、トレーナー自身も「教え」をしなければならないという固定観念に縛られているのではないかと思えてなりません。
トレーナーに教えをするなというのは酷かもしれないけど
今やトレーナーが各自研修で喋ることは求められていないのが現実です。
それぞれの課目について、一番教えるのが上手な人が教えればいい、というのが今の考え方です。
一方、研修プラットフォームと、これまでのようなトレーナーによる「教え」はあまり相性が良くないように思われます。
研修をトレーナーが進行する形だと、リアルタイムでトレーナーが喋る場合はもちろん、動画を見せる形であっても、その時間トレーナー(およびサポート)は拘束されてしまいます。
つまり、研修プラットフォームを使う分だけコメントへの返答などにかかる時間が増えてしまっています。
導入以前よりも時間が必要となっていて、当初の目論みだった時間削減の逆方向に進んでいます。
研修をゲーム化したい
今は教える項目ごとに時間割ができていますが、いったんそこをチャラにして、ストーリーの中に教えるべき項目を渾然一体な形で埋め込んでしまったらどうだろうか、というのが私の妄想です。
例えば、初めてお客さまに電話をすることになったとき。
守るべきコンプライアンスは何?事前準備はどのようにする?話し方の練習はどう行う?など、一つのアクションを行うときに知っておくべきことと、できるようになっていないといけないことを一連で体験できると、実務でも応用しやすいのではないかと思うのですが。
できたら1日のうち、午前中は研修プラットフォーム上でシミュレーションし、午後は受講生同士での気づいたことのシェアやワークにできるといいなと思います。
そうすればトレーナーは午前中は拘束されず時間が創出できます。
今後必要とされる役割
トレーナー職は以下の3つに役割分担していくのではないか、というのが今の私の予想です。
研修デザイナー
ワークの際のファシリテーター
一人ひとりの受講者を導くメンター
妄想を実現するためにどうするのがよいか考えてみます。
新しいことを考えるのは大好きなのでワクワクします。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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