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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル8月号感想③】 購入・買い換え・売却のための住宅コンサルティング

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル8月号の感想続きです。

今号の特集は「5つの事例で学ぶ 購入・買い換え・売却のための住宅コンサルティング」です。
Part2「5つの事例で確認 FPができる住宅関連コンサルティング」について感想の続きを書いていきたいと思います。

ケース4.郊外の戸建てが希望だが、晩婚でこれからかかる教育費、老後資金も不安。中古住宅も視野に入れた方がいい?

故宮脇檀さんのエッセイの中に、地方で講演をした後に土地のお年寄りから「先生は家を買うとおっしゃるが、私たちの土地では家は建てるという。なにか隠喩があるのでしょうか」という質問を受けた、という経験が書かれていましたが、家は買うものという認識の人も少なくないと思われます。

一方Instagramなどを見ていると、家づくりに関するアカウントは人気が高く、関心を集めていることがわかります。

かつては普請道楽と言ったくらい、家づくりは楽しい(けどお金がかかる)ものなのだと思います。

正直、この辺の相談にのることは、今の私にはできないなあと感じます。

ケース5.注文住宅を建てたい。長期優良住宅にすると、住宅ローン金利が有利になるなどのメリットがあると言われたが、本当に得なのか?

住宅ローン控除が、一般住宅と認定住宅(「認定長期優良住宅」や「認定低炭素住宅」にあたる住まいのこと)の違いで金額がわかれてしまい、FPも知識をアップデートする必要があります。
こういったことは、別に不動産に特化したFPに限らず必要な知識です。

しかし、何が「認定長期優良住宅」なのかはよくわかっていません。
信頼されるFPになるには、要件を整理し、質問にスムーズに答えられたり、提案時にきちんと組み込めたりすることが必要ですね。

私は自信がないので、できれば不動産に強いFPの方と組ませていただくことができるとベストだなあ、なんて考えています。

まとめ

不動産売買は金額が大きくなるため、FPにアドバイスを求めることが多い分野だと思います。
そのため、金融会社ではないのに不動産会社に多くのFPが所属しているのだということがよくわかりました。

しかし、不動産に絡むアドバイスは多岐に渡り、ケースごとに留意点等も異なることが多いため、とても難しく感じますね。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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