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ど派手なペテン、仕掛けてやろうぜ!!

『カラスの親指 』を読んだ。
野鳥の名前が、章ごとに
付けられています。

鳥好きとしては、
気になるところでしたので、
章ごとの鳥を検索し
調べてしまいました。

HERON(サギ)
ヘロン

BLUL LFINCH(うそ)
ブルフィンチ

口笛を意味する古語
「うそ」から来ており、
ヒーホーと口笛のような
鳴き声を発することから
名付けられた。

CUCKOO(かっこう)
クックー
「正気じゃない」や
「頭がおかしい」、
「変人」という意味

STARLING(むくどり)
スターリング
元々Sterling Silverとは
イギリスで定められた
銀貨の純度のことで、
Esterlinという名の技術者の名に
由来、”小さな星”を表す古語
”steorling” に由来、など諸説ある。

ALBATROSS(あほうどり)
アルバトロス
長距離を飛ぶ能力に優れ、
滅多に見かけることのない
珍しい鳥であるアホウドリを、
同じく飛距離を必要とし、
滅多に見かけることのない
ダブルイーグルと
重ね合わせたことに由来している
といわれています。

CROW(からす)クロー
人を表す際には「老いた人」、
特に「醜い女性」という
意味で使われます。

本書は、
なぜ烏の親指なのか?
最後まで読んでいただけると
謎が解ける様になっています。
5本指のシーンでは
自分の5本の指を見て、
「なるほど…」と
納得させられます。


カラスの親指
by rule of CROW’s thumb
道尾 秀介 (著)

人生に敗れ、
詐欺を生業として生きる
中年二人組。
ある日、彼らの生活に
一人の少女が舞い込む。
やがて同居人は増え、
5人と1匹に。
「他人同士」
の奇妙な生活が始まったが、
残酷な過去は彼らを離さない。
各々の人生を懸け、
彼らが企てた大計画とは?
息もつかせぬ驚愕の逆転劇、
そして感動の結末。
道尾秀介の真骨頂がここに!
最初の直木賞ノミネート作品、
第62回
日本推理作家協会賞受賞作品。
(講談社文庫)

ど派手なペテン、仕掛けてやろうぜ!!

「このミス」常連、
各文学賞総なめの文学界の若き
トップランナー、
最初の直木賞ノミネート作品

道尾秀介の大人気作品が
ついに文庫化!
第62回
日本推理作家協会賞受賞作品

カラスの親指
by rule of CROW’s thumb
道尾 秀介 (著)
Amazonより

この物語は、
人生の敗北者として
詐欺を生業に
生きる中年の二人組、
タカシとテツを中心に
展開します。
ある日、
彼らの生活に一人の
少女が加わり、
その後も同居人が
増えていきます。
最終的には5人と1匹が奇妙な
共同生活を
始めることになりますが、
彼らを取り巻く過去の影が
静かに忍び寄ります。

各章は「HERON(さぎ)」
「BLUL LFINCH(うそ)」
「CUCKOO(かっこう)」
「STARLING(むくどり)」
「ALBATROSS(あほうどり)」
「CROW(からす)」
という鳥の名前で題されており、
それぞれが物語の重要な意味を
持っています。
この章立てが示唆するように、
各人物の背負う過去と現在、
そして未来への野望が絶妙に
絡み合い、
読者を惹きつけて離しません。

物語の進行とともに、
タカシとテツをはじめとする
登場人物たちの人間関係が
深まる中、
彼らが計画する大きな詐欺計画が
徐々に明らかになっていきます。
息もつかせぬ展開と
予想外の逆転劇、
そして感動のクライマックスが
待ち受けています。
特にラストの驚きと感動は、
読者の心に深く刻まれることでしょう。

登場人物たちの苦悩や希望、
そしてユーモアが
巧みに描かれており、
読者はページをめくる手が
止まらないこと請け合いです。
道尾秀介の緻密な
プロットとキャラクター描写が
光る一冊であり、
詐欺の世界を舞台にした
エンターテインメント小説
としても、
深い人間ドラマとしても
楽しめる作品です。

この本を読むことで、
詐欺という非日常の中で
繰り広げられる人間模様に触れ、
彼らが織りなす複雑な関係性と
計画にハラハラドキドキし、
最後には感動の涙を
流すことになるでしょう。
ど派手なペテンが
待っているこの物語、
ぜひ手に取ってみてください。

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