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マシュマロをたべずに我慢できた子は、将来成功する?

これは、迷信としか思えない。
今日、ブックバンで
『Science Fictions 
あなたが知らない科学の真実』
のレビューを読んで、
いかに科学の統計が
当てにならないもの。
と言うのを知りました。

医療の世界では、
薬の治験💊があり
よく、新薬をプロパーが
勉強会と称して
説明しにしていました。

酷いものでは、
治験人数30人程度
「それってあてにならねぇ〜」
心の中で思う

そう言う薬は、疑問点
質問すると、
大体プロパーは、答えらるない
何故、答えられない
薬を使ってもらおうと
するのだろう?

10年以上前に
私の働いていた不妊治療の
新薬だったからだろうか?
その頃は、治験者を見つける事が
かなり難しい状態でした。

不妊治療の敷居の高さ
治療に1000万は、
かかる時代

リスクの高い高齢出産

何がなんでも、欲しい子供

その高級感から
「有名な先生の元で
治療しているの」
がステータスになってた時代

そこに、プロパーは
目をつけるんでしょうね
ダメ元で、
新薬を受け入れてもらったら、
両目が💲マーク

実際に、新薬を治験統計データ
を無視して使う先生も
いましたし…

プロパーもドクターもwin-win

不妊治療の不透明さを利用
しているとしか思えない

これからも、不妊治療は
発展していくでしょうし、
その妊娠率も
上がってくる事でしょう。

話は逸れちゃいましたが

科学の真実とは、
なんなんでしょうね?


Science Fictions 
あなたが知らない科学の真実
スチュアート・リッチー (著)

スタンフォード監獄実験は
イカサマだった!
・『ファスト&スロー』
 にもある”再現性の危機”
・論文不正件数の世界1位は、
 ある日本人の183件!
・権威ある心理学研究
 100件のうち、
 再現に成功したのは
 たった39%!?

科学の信頼性を
根底から揺るがす
「再現性の危機」
に迫る話題書、
日本上陸!

著名な科学実験や
ベストセラーの
間違いを紹介しながら、
科学における不正
・怠慢・バイアス・誇張が
生じるしくみを
膨大な数の実例とともに解説。
単なる科学批判ではなく、
科学の原則に沿って
軌道修正することを提唱する。
既存の本で知ったウンチクを
得意げに語る人に読ませたい、
真実の書。

【本書の構成】

◎第1部
「あるべき」と「ある」
第1章 科学の仕組み
科学研究活動の基本の流れ
/真の科学が備える価値観

第2章 
再現性の危機
再現性が失われた原因
/医学における大きすぎる代償

◎第2部 
欠陥と瑕疵
・第3章 詐欺
科学の歴史上まれに見る汚点
/単純な手口による悪質な不正
/操作された画像
/ノイズの消されたデータ
/不正な科学の蔓延
/科学者に紛れ込む詐欺師
/一度の不正から広がる影響

・第4章 
バイアス
発表されないNULLの画像
/メタアナリシスで科学を
再分析する
「良い値」が出るまで
何度もサイコロを振る
/研究成果をゆがめる
利害関係者のたくらみ
/バイアスは人間の性である

・第5章 
過失
数値の誤りをどう見抜くか
/サンプルサイズと検定力の関係
/候補遺伝子研究の教訓
/謙虚で控え目な科学はどこへ

・第6章 
誇張
注目される研究の重要性が
誇張を生み出す
/ポピュラーサイエンス本の
誇張された期待感
科学者が注目を集めるテクニック
/栄養学研究の期待と現実
/正しさより誇張を
強いるシステム

◎第3部 
原因と対処法

・第7章 
逆インセンティブ
駄論文が量産される2つの原因
/被引用回数が自己目的化する
質を低下させる
インセンティブ設計

・第8章 
科学を修正する
科学を治す潮流
/データ・手法から対策する
事前登録の運用と効果
/広がるオープンサイエンス
の思想
誇張を抑制するプレプリント
/科学を修正するための
さまざまなシステム
技術革新により高まる気運
/「退屈で信頼できる」科学へ

Science Fictions 
あなたが知らない科学の真実
スチュアート・リッチー (著)
Amazonより

ブックバンのレビュー

本で紹介されている
科学的知見を
鵜呑みにするのが危険なわけ


個人的に
「欧米の研究者が書いた
一般向けの本」
というものを読むのが好きで、
休暇中などには
よく読むようにしている。
最先端の研究成果を紹介し、
それを広くビジネスや
生活にどう活かせばよいのか
というヒントももらえて、
ちょっとしたパーティなどでの
話題にもなるのだから、
これはとても
効率の良い趣味だろう。

そうした本で得られる知見は
日常会話や
SNS上での発信を通して
広まっていくものである。
おそらく皆さんも、
たとえば
こんな研究成果についての
話について見聞されたことが
あるかもしれない。

◆子どもの頃に眼の前にある
マシュマロを食べるのを
我慢できたかどうかという
自制心の有無で将来の
社会的な成功が左右される

◆自制心はある種の有限な
資源のようなもので
発揮すればするほど
消耗するので
気を付けなければならない

◆子育てにおいては
才能ではなく
努力を褒めるほうが
学業成績を伸ばす上で良い

◆ストレスのかかる状況では、
腕組みしたり
前かがみになるより
両手を腰に当てるなど
開放的なポーズを取ることで
ストレスが解消される

これらの話には
元になった明確な実験があり、
それぞれの詳細は
「マシュマロ実験」
「自我消耗」
「グロース(成長)
マインドセット」
「パワーポーズ」
といったキーワードで
調べることができるだろう。
日本のビジネス書や
YouTube動画など
いたるところでも
言及されている。
これらの知見が
明らかになったのも
注意深く設計された実験と
統計解析のお陰であり、
「まさに統計学は
最強の学問なのだ」――
と言いたいところだが、
残念ながら
そう単純な話ではないのだ。

おそらく私が上記のような
知見をもとに
物申すことはないし、
もし目上の人から上記の知見を
根拠としたアドバイスなどを
もらうことがあれば
正直居心地の悪さを感じると思う。
なぜかと言えば、
これらの研究成果は
全てその再現性が
疑問視されているからだ。

一般に、科学的な知見とは
誰がやっても、
同じような条件で
同じような実験を行えば
同じように再現されるべきである
とされる。
物理や化学の実験のように
百発百中で全く同じ結果が
再現されるのは
ある種の理想であるが、
人間を研究対象とする
研究のように
制御しきれない個人の多様性や
バラつきがあったとしても、
統計学的に説明できるような
一貫性がなければ科学的知見
とは言い難い。
研究データの改竄なのか、
不正な分析なのか、
たまたまそのような
結果が出たデータだけを
論文にまとめただけなのか、
理由はともあれ
利害の絡まない他の研究者が
再現できないような研究成果は、
否定されるとは
言わないまでも「判断保留」
にしておくというのが
間違いの許されない
専門家として
推奨される姿勢である。

このように、
物知りなビジネスマンには
よく知られているが、
現在再現性が
疑問視されている研究成果
というのは無数にある。
それらについて、
もし皆さんが言及したり
自分自身の仕事や
生活に役立てたいと思うなら、
ぜひ「マシュマロ実験 再現性」
といったように検索し、
その再現性について
確認する習慣をつけて
いただきたい。
そうでなければ、
ご自身あるいは周囲の方々が
間違った方向へ
無駄な労力を
重ねてしまうことに
なってしまうリスクが
あるのだ。

ブックバンより

これを読んでいたら、
なん年前だっただろう?
STAP細胞を思い出した。
リケジョとして
一気に騒がれ
一躍有名になった
割烹着を着た
小保方さんを思い出した
ネイチャーに
掲載されたのに
実際には、STAP細胞は
無かった。

そんな事ってあるんだ?

メディアって怖いなぁ
と思った事件でもあった

ブックバンのレビューに
あった、
「マシュマロ実験 再現性」
と言うのを見て
確認する癖をつけなければ…

Wikipediaより


Kindle版



………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

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