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フィリピンに来て1ヶ月、ここまでで感じたこと

2020年1月5日に日本を出発してから早1ヶ月。フィリピンでの生活もあっという間に1ヶ月経ちました。私はとりあえず3ヶ月滞在するので1/3終了したことになります。現時点での生活について備忘録も兼ねて記載していきます。

最初の1週間は本当に辛かった

性格と場所踏まえて、持参しないと心配だったり寂しくないようにと日本から持参した物こそ私を寂しくさせました。だからと言って持って行かないほうが良かったかと言われるとそうでもないのですが。正直、寂しすぎて日本に帰ってしまおうか考えたこともありました。でも、今帰ったら二度と踏み出せなくなる、帰ってみんなに顔向けできないと思い数日の孤独感を絶え、今はすっかり抜け出しています。授業で家族や大切な人について聞かれるたびに思い出しては寂しくなるし、どうして英語を学ぼうと思ったのか聞かれれば本当に私は結果を出せるのか...?と不安になり少し涙目になることもありました。夜ひとりぼっちになるたびに1分間だけ涙が出たり。泣くと気持ちが悲しい方に持って行かれるので必死に違うこと考えて泣くのを止めていました。なので泣いていたのは毎回1分間くらい。
授業については講師の先生も私の性格を知らないし、私も講師の先生の性格を知らない。なので最初の1週間はあまり込み入った話もせずな感じでした。今となっては「聞いてよ!飲み会でこんなトラブルがあって」「マッサージ行ってみたいけどどこがおすすめ?」などのたわいもない話もできるようになってきました。話が脱線してテキストが多少進まなくても、こうして話したり聞いたりするのも勉強だよなと思ってやっています。
授業内容については正直フィリピン人の講師の方が丁寧なように感じます。未来形の「will」と「be going to」をなどの基本的なことを習っているときは『この歳でこんな基本的なことをやるのか...マジか...』と思ったのですが、日本の授業では習わないような意図やイメージの違いを教わったりしてその都度学びがあります。英語は、頭の中で日本語へ言語化するのではなく、英語の感覚を掴むのが大事だなと感じました。ネイティブ講師の授業についてはあくまでの私が通っている学校の私が受けている講師...という限定された情報ですが、フィリピンでの生活のためにやっているという方が多い印象です。そうでない講師の方にも会いましたが少数のように感じました。元々アメリカ兵でフィリピン駐在になったのがきっかけという方や、色々なところに旅するように住みたいから今はフィリピンにいるだけという方もいたり。生き方はそれぞれなのでもちろん尊重しますが、「リスニングはネイティブ講師」「その他はフィリピン講師」から学ぶという気持ちで授業を受けています。フィリピンの方は本当に話を聞いてくれる姿勢をひしひし感じるので、わからないところを遠慮せず伝えられるし、分からなかったら何回でも説明してくれます。テキスト1ページに3授業かけてくれたりしました。本当にありがたい。。フィリピンは1 on 1のクラスがメインだからというのもあると思います。全部の授業がグループクラスだったらこうはいかないですもんね。

周りの生徒について

私が通っている学校は、生徒がアジア人ばかりで
・日本人
・モンゴル人
・台湾人
・韓国人
・ベトナム人
上から割合が高いような学校です。もちろんシーズンによって割合の順位は変動しますが、今、2月に入って日本人が激増しました。要因は、大学生が春休みに入ったこと。グループクラスの80%が日本人になったときはここはどこなんだ...と感じました。私が大学生の頃はそんなこと全然考えてなかったからすごいなぁと思います。中には高校生の段階で来ている日本人もいますし、韓国・中国圏からは親子で留学にきている子もいます。日本以上に競争社会なので早めに英語教育に力を入れているんですね...!すごい...!
あと、興味深いなと思ったのは国によって群れる / 群れないに差があるように感じたこと。モンゴル人の子は結構群れるのでご飯を食べる時や休憩時間はモンゴル人同士で固まっていたりします。次に群れるのは日本人でしょうか。いる人数が多いからどうしても話しやすい・接しやすい環境になっているのは多いと思いますが、一人でいたくないという気持ちの現れもあるようです。ここで私が感じた困ったことをお話しますと、高校生の女の子が一人で居られない感じの子で全く自分の意思がない子がいるんですね。「じゃあ私も行く」「誰か一緒に行ってくれないかな...?」「一緒についていっていいですか?」みたいな感じの子でして。私はこの子の世話をするためにフィリピンに来たんじゃないなと思った時からちょっと距離を置くようにしました。一人でいるストレスよりも、その子と居るストレスの方が高いなと感じたんです。まぁ、高校生だし不安なのはわかるのですが、私の担当範囲じゃないわと割り切りました。
他の生徒を見ても、本気で英語の習得に来ている人は群れていないと感じています。もちろん会話の練習するのも大事なのですが授業でかなり話す機会があるので、補完できているのでは...とだんだん感じてきています。講師は「友達を作って話しなさい!」と絶えず言いますけどね笑 もちろん大事さは理解していますし、私も常時一人ではなくタイミングがあった時に話す友達くらいはいるので、それくらいでいいかなと思っています。何のためにここに来たのか忘れないようにしようとは常に思っています。

お部屋について

一人で行動しやすい状況を助長しているのが、私が一人部屋というがあります。部屋の種類は
・1人部屋(値段がちょっと高い)
・2人部屋(必ず異なる国籍で組まされる)
・3人部屋(安い。3人の内2人は同じ国籍の場合もある)
の3つ。1人部屋を選択するのって圧倒的に日本人が多いらしいです。国民性ですね。私が1人部屋を選んだ理由としては、一人暮らし歴10年の私が今ここで知らない人といきなり同じ部屋に居ることができるのか不安だったことと、1人きりになれる時間が欲しいなと思ったからです。何をするにも相手を気遣ったりする毎日はちょっとつらい!この感覚こそが日本人的なのかもしれませんが。最初の2週目くらいは、複数部屋であれば友達を作りやすいので羨ましいなと思ったのですが、結果として1人部屋で良かったと感じています。部屋に戻ったら自分のペースでシャワーを浴びたり就寝できますし、appを使った発音の練習は1人部屋だからこそ気兼ねなく声に出せます。私にとっては1人部屋が合っていたなぁというところです。
人によっては3人部屋を満喫している子もいたのですが、ここは多国籍文化、自分の常識は他人の非常識になることも。例えば、部屋に帰ってきたら相部屋の子の友達が勝手に入ってきている、いびきがうるさい、部屋を散らかす、などなど...。日本人は相手に気を遣う文化なので、相手からも気を遣われる前提で無意識に考えてしまっていることも多いんだなぁと感じました。海外に来ると日本独特の「迷惑をかけるな」「空気を読め」が本当に所詮ローカルルールであると感じます。

学力について

もともとそのまでレベルが高いわけではない私も少しずつ聞き取れるようになってきたし、すこしずつ話せるようになってきたように思います。しかしながら目標まで距離を考えると牛歩レベル。そんな簡単には上達しないものですね。。毎日がっつり授業があるので自然に続けられる環境ではありますが、授業外の時間で何を継続させるのかが一番大変だなと思います。放課後の時間をどう過ごすのか、苦手な部分はどこか自分を客観的にみながら足りない部分を補完すべく勉強しています。私は先日のTESTでwritingの成績が奮わなかったので、講師の先生に毎日短いエッセイを書いてcheckしてもらっています。地味に面倒臭いですが、自分のペースを掴むと全然辛くないのでまずは初めて見ることだと思います。
また、もう1つ大事なのが他人と比べないこと。もともとの学力も違うのですが、TESTという明確に点数化されてしまうとどうしても比べてしまうがちになります。他人とは最終目標も異なりますし得意分野も異なるので。比べるなら昨日の自分とだけにしたほうがいいなと思いました。そうすれば焦らずに自分のペースで勉強することができます。この考えも後押しして、そんなに焦らず友達を作らなくてもいいや〜と思えたのでした。自分のことを第1に考えて自分のペースで生活できますからね!

すごく長くなりましたが、今回はここらへんで。

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