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環境と心細さと目標と。

フィリピン生活も残り3週間になりました。私と同じタイミングで来た友達は概ね帰国 or 次の留学先に向かってしまったので、生徒の中では比較的古参になっています。現在世界で流行中のコロナウィルスのせいでフィリピンに入国できる国も制限されていること、時期的に日本の大学生が春休みなので学校内は日本の大学のようになっております。。
昨年時間をかけて自分にストレスを与えるような人間関係は断捨離したのに、今ここであまり共通の話題がない大学生と仲良くする心の切り替えが難しく、また意味が見出せず一人でいることが多い状況です。3食のご飯はだいたい一人で食べています。寂しいかと聞かれるとまぁ寂しいときもありますが、無理に他人に合わせて一緒にいる方が孤独感が増すだろうなぁと思って割り切っている状況です。10歳以上歳が違う子もいるとなかなか会話が難しく。。会社であればプロジェクトや業界の同行など共通の話題がありますが、ここでは英語はツールであって話の内容は別なのだなぁと実感する次第。「慣れましたか?」「どれくらい滞在するんですか?」という簡単な会話はできますが1-2ターンで会話が終了してしまうんですよね...。多分、私が他人に興味持てないからだとは思いますが、なかなか辛い状況です。
見ていて思うのが他の国籍以上に日本人は群れるので色んなエネルギーを蓄えやすいようです。ここフィリピンでは、日本にいる時のようにどこにでもコンビニがあったりAmazonやUber eatsがすぐに届くような便利な生活なわけでもないし、毎日10時間くらい授業で拘束されるし、コロナのこともあり行動も制限されているので、ネガティブな話題を耳にすることがあります。気に入らない人の愚痴だとか、あいつは英語ができないとか、食事が不味いとか...。群れでそのネガティブな話をしているから余計に負のエネルギーが蔓延していて、しかも大学生はまだ自分の考えで判断する訓練の途中なので流されやすく初めに意見を行った人に迎合されやすいので負のエネルギーが増えていっているように見えます。そんな状況なので、余計に近寄りたくないと感じています。人間、暇だと周りの粗探しをしてしまいがちなのでしょうが、「日本だけのルールで生きないでくれ!多様性と自分のゴールを思い出してくれ!」と切に思います。まぁ、人それぞれでゴールや目的が違うのですが、「大学の間にちょっと留学したくて」という人と「就職のためにここまでスコアが欲しくて」だと緊張感が違いますしね。人それぞれなのでしょうがないですが、毎週末の深夜まで続く飲み会などだんだん意味を見出せず遠のいてしまいました。

それぞれゴールが違うからこそ粛々と自分と向き合いながら勉強するしかないなぁと思うのですが、周りは楽しそうにわいわい遊んでいるのをしているのをみるとどうしても「なんのために来たの...?(留学を経験したかっただけだろうけど)」と思ってしまうのです。その度に、人それぞれゴールが違うからしょうがないね、と自分にいいきかせております。
はぁ、3ヶ月って長いなぁ。他にももう少し具体的なこと書きたいのですが、まだ学校に滞在中なので特定を避けるために書かないでいるのがまたもったいなく...。友達を作ること自体は難しくないと思うのですが、自分にあった人を見つけるのがが難しいなぁと思いました。仲の良かった友達二人も卒業してしまったので残りの3週間余計に心細いです。もともと常につるんでいたわけではなくたまに会って立ち話したり週末ご飯に行ったりしているような友達でしたが、その友達もいなくなると寂しさが一気に増しますね。特にフィリピンで行きたいところもないし、したいこともないので週末ちょっとお菓子を買いに行ったりするくらい。次の留学先も並行で決めなきゃだけど、またこんな環境だったらいやだなぁ。

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