専売品を買ってみた

サロンでしか買えない優越感と贅沢感。
これぞ専売品の強み。
使う前からどこか「良いもの」と認定済という感じがある。

ここ半年、髪を伸ばしている。
切ろうと思う瞬間もたまにあるけれど、いったん切らずにいる。
鎖骨くらいの長さだった髪は、そこから7センチほど伸びた。

そうなると、ケアを入念にしなければならない。
市販の洗い流さないトリートメントは使っているものの、もうすぐなくなりそうだった。
そんなとき、ちょうど美容院に行った。

わたし「おすすめありますか？」

美容師さん「いろいろありますよ、持ってきますね」

そういって5本ほど用意してくれた。
順番にテクスチャーと香り、量、価格を丁寧に教えてくれる。
そこまで背伸びするつもりもなかったので、価格が2番目にリーズナブルなものにした。

わたし「これにしてみます」

美容師さん「これを使って仕上げていきましょう」

塗布の仕方や今の髪に合う量など、ガイドしてくれて
使う日がたのしみになった。

そして、いよいよ家で開封し使う日が訪れた。

香り良し、まとまり良し◎

すごく調子がいいから、ウキウキする。
「これを買えてよかった」と改めて思う。

というより、
おすすめの仕方や最終的にわたし主導で選択できるように
平等な情報をくれる接客がいいと思った。

100点満点なものは、そうない。
ましてや、知識のないものに対しては良いも悪いもわからない。
情報過多な時代、知り方と判断力を養いたい。
それをアシストしてくれる担当美容師さんは、プロフェッショナルだと思った。

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