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22歳最後の日に第一志望から内定をいただいた話

もうタイトルで完結しちゃってますが、結論から申し上げるとそんなことです(初っ端から就活チック)

てことで、以下駄文。

遡ること202...何月だったか忘れたけど、この会社の23卒選考を受けて、三次で落ちた。
悔しかったけど、やっぱどこかその会社に入る私のイメージが湧かなくて、なんとなーくの対策をしてたら案の定落ちた。

失ってから気づくありがたみ、とか
フラれて気づくその人の素晴らしさ、とか
そんなのに近しい現象が起きて、「落とされてから、より貴社に入りてええええ!」っていう気持ちが強くなった(変わり者と呼ばれても異議なし)

落ちて少し凹んだけど、まあ落とされても仕方ないよなって思う具合の対策だったから早めに切り替えて、早々にMatcherやらツテを使って人脈作ったり、選考対策したりと手を打ちまくった。想像できることは全て行動に移したし、細やかなメッセージも対応も丁寧に。
そう、まるで恋愛でいう“本命”を振り向かせて好きになってもらえるようなありとあらゆる策を考えては実行していった。

その結果、23卒で落とされた三次を飛び越えて最終に進むことができた。

対策を打っても、社員から意見をもらっても、「うわ…ミスった、、。今回で落ちたかも……。」と思う瞬間や場面が何度もあってその度に情緒不安定みたいになったけど、おかげさまでメンタル強くなったり、人に頼る術を少し得ることができた。

この会社の選考は、不思議と選考を受けていく中でキツいけどなんか楽しい!って思うことばかりで、そして就活生もレベルが自分より高いなぁと思う人が多くて刺激的で成長できて、ある意味“就活”の吸わなくても問題ないレベルのヘドロみたいなのがあまりない時間だった。
…このままだと、ノリで会社愛を語り始めそうなので割愛しとく。

私だけでなく、この会社の社員様には本当にお世話になった。
1就活生にも関わらず、業務範囲外の私の選考のサポートを手厚く行っていただいた。
私が声を掛ける前から積極的に提案していただいたり、私が装備を求めた時には必ず何かしらの武器をくれた。
仕事面というよりか、人の性格のスキル面で尊敬できる〜!カッケェェェ!!こんな人に私もなりたい!!!と思う人が本当に多かった。

だから“私”という存在を会社に重ねたり、知ってもらう時間以外にも、この会社(社員様のことも含めて)のことを前回の選考よりも深く知ることができた。
知れば知るほどこの会社と人のことが好きになっていったし、だからこそ選考対策にも、前のめりに取り組めた。

予想していたよりも長くて、今年の4月に他社から内定もらってから何度か就活をやり直した結果の昨日だったけど、ようやく終えられてホッとした。

しかも最終面接の日が私の22歳最後の日で、翌日は誕生日ということもあって、「もしかすると最悪な誕生日を迎えるかもしれない、、いや最高の誕生日になるかもしれない、、いやいや年越しにかかるか、、、?」
なんて、考えてもどうしようもないことを悩んでは浮かんだり沈んだりしていた。

でもまさかの、即日というか、体感10分後に「おめでとう、内定です」と言われて本当にいままでの苦労が報われてよかったと思った。
しかもその場に私がとてもお世話になった社員様も同席していたので、一緒にリアルタイムで喜びを分かち合えたことや記念に写真を撮ったことも忘れたくない思い出のひとつだ。

1度は途切れたご縁でも、諦めずにしぶとく執着し続けることで繋がる縁や叶う夢ってあるんだなって本当に思った。
(もちろん、使いどころを間違えたら狂気になるので理性は大事)

思えば、私の人生は何度も2回目で手にしてきた気がする。

私には、根っからの諦めの悪さが良くも悪くもある。

中学時代、推薦入試で落ちた高校に一般入試で合格した。

高校時代、1度落ちた検定では、ただでは起き上がりたくなくて敢えて、落ちた級の1個上の級を敢えて狙って獲得した。 

大学時代、第一志望の会社の選考に落ちて2回目の選考で合格した。

一筋縄ではいかないし、泥臭くて崖っぷちに立たされても「それでも、、!」と諦めずに執着して欲しいものを手に入れてきた、そんな人生だったりする。

だからなんだかんだ、今回の結末もある意味“私らしい”終わり方だと思った。

これでようやく就活はひと段落。
でも実は入社時期を選べるので、もうちょっとだけ目先の自分の将来のことについて考えたいと思う。

お世話になった人に内定のご報告を済ませたら、ここまで走った自分を少し労いたい。
とっておきの食べ物と静かな時間を1人でちょっと味わいたいなって思ってたりする。
まあ諸々のことは、近いうちにゆっくり考えたいと思う。

私は、斜めに物事を捉える癖のある捻くれ者なので、努力は必ず報われる!という言葉を素直に信じられないけど、望んだものを手に入れるのであれば努力は大なり小なり必要だと思う。
あとは願いや夢を口に出すこと、そして運が重要だと改めて感じた22歳最後の日だった。

そして今日で23歳になった。
昨日の地続きが今日だから、そんなにガラッと変わるわけもないでしょう、、と思いつつ、さっき美容室で染めた髪色(約2,3年ぶりのブリーチのとオンカラーでピンクベージュ)と昨日の内定のおかげで、ちょっと新しく生まれ変わった自分でスタートを切った気がする。

辛いこともたくさんあると思うけど、今日みたいに「ああ、生きててよかったな」なんて思う日がまた来ることを楽しみに23歳も生きていければと思う。

それでは。

(P.S. 今回の記事の画像は横浜の赤レンガ倉庫のクリスマスツリーです。私が行った時間は、かなり夜遅かったのでクリスマスマーケットの時間外だったけど夜の色にクリスマスツリーのライトが映えて、すっごく綺麗でした。)

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