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適材適所と感受性の強い人

適材適所。高3の頃の担任の先生が好きだった言葉。

「世渡り上手だなあ、この人」と思うほど絶妙なラインをついてくる考えを“押し付けてきた”

世渡り上手になりたかったものだ。。

自分は昔から「感受性が強い」「感受性が豊か」と度々言われてきた。

でも全部認めてしまっては生きるのが辛そうだと思ってみて見ぬふりをしたり、気持ちに蓋をすることが多かった。

でも、好きなアーティストの曲を聴いた時にパッとテンションが変わったり、最高の絵に出逢ったら心の奥底から「なんてステキなの…!!」という大きな幸せが湧いてきたり、世の中のありとあらゆる出来事を味わいつくせるスキルがあると思う。

感受性が強くない人じゃ味わい尽くせないあれやこれやが味わえてしまう。

幸せや嬉しいなどのポジティブな感情だけ豊かならよかったものの、辛いや苦しいなどのネガティブな感情も豊かなのが現実で「考えすぎでしょ」という言葉でひとまとめされてしまうことが多いのがさらにこれまた現実なのである。

現代社会は生きづらいという歌詞や言葉をよく目にして耳にする。

感受性の強い人は特に生きづらい世の中なのではないかと思う。

人に怒られたり、不穏な空気に放りこまれたり、相手がふざけたら面白くなくても反射的に笑ってしまったり、相手の失敗をフォローしてといわれてなくてもフォローしてしまったり、根底にあるのは人に嫌われたくないという感情なのだろうかと思ったことがあったが、でもやっぱり相手に気を遣ってることが辛くもラクであるのが嫌われたくないどうこうよりも先に出ている現状なのではないかと推測する。

私は一日にしないといけない業務が多すぎたり、一日に多くの業務を覚えることが難しくて、たくさんのことを覚えてこなしていかないといけないとなると、自分でも意識していないところで凡ミスを連発してしまう。

人にも気を遣いまくって、あ、ほら今日それこそ腕を火傷してしまった。。完全なる私の不注意なのだが、こういう不注意の元を辿ると「やることが多すぎて処理しきれていない」というところにぶつかることが多い。

適材適所といっても、その適所を見つけるまで時間がかかる人とかからない人っているよねと思った話

今のところ、適所を見つけられていない気がする。

人と接するデフォの自分は「明るく積極的にコミュニケーションをとりたがる」ために接客業向きであるとは思うが、働く場所や接する人に大きく左右されてしまう。まったく困ったものだ。。

新しい仕事を教えてもらう機会がないまま、何日か経とうとしていて自分が既に習った業務をこなしている中で、同じ時期に入った人が新しい業務を習っているのを目にすると「自分は仕事ができないのだろうな」と思ったり、職場の人に「これはこうこうしてください」とチクチク言われるたびに心が擦り減りそうになる。

そうそう今更だが、感受性が強いことに対してしばらく目を向けてみることにした。

なので心の動きや自分が感じたことなどについてよく見つめてしばらく過ごしてみようと思う。

今以上に生きづらくなったのならば即座に止める予定ではある。

悔しいことに自分でもたまに実感するほど物事を考えすぎるタイプで周りの人からは積極的に動いているように見えているはずなのだが頭の中では葛藤と心配と不安に押しつぶされそうになってぐちゃぐちゃになっている時もあり、そのまま「エイヤ!」と飛び込むことが何度もある。そういう風に見せていないだけで。

それが良いか悪いかは置いておいて、何事もトライアル&エラーが大事だと思っているのは変わらない。

今日から変えていこうと思うのは、感受性の強さに対して蓋をするよりも、蓋をせずにきちんと見つめてみるということ。

向き合ってみるということ。

辛くなったらやめること。

きっとこうすれば、「いつの間にか」ストレスで爆発寸前なんていうことが減るはずなのだ。あくまで予測ではあるが。。。

職が自分にあっていないのか、課題とバイトとゆとりのなさが原因なのか、それとも実は昔から感じていた感情に蓋をしてしまっていたことが原因なのかわからないが、今の少し感じている「生きづらさ」が軽減することを願いたい。

世渡り上手でいれればそれがいいのかもしれないけれど、それ以上に純粋だったり、自分の感受性に正直に生きている人と話をして「自分はいつからこうも汚れてしまったのだろう」というショックを受けて辛くなることはなるべく避けたいし、自分が仲良くしていきたいのは世渡り上手よりも自分のことを受け入れて日々もがきながらも、生きていく人がいい。

たまには休みつつ、お互い生き抜いていきましょうという言葉を置いてこの記事をしめます。

結果報告するかどうかは多分また気分次第かもしれませんが、温かい目で見守っていただければ嬉しいです。



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