ハードモードの人生だなあ

大人とご飯を食べるとよく「大学卒業したらやっぱり就職?」「どういうところで働くの?」という話題になる。

今は大学3年で、卒業したら院進を考えている。

大学のイベントで大人と会うことが度々会って、そこで院とか就職の話をしたときに「一度就職してから大学院に行けば?」とアドバイスをいただいた。

ああ、そうだなあと思ったけれど、心の中ではでも先輩は男だもんなと思ってしまう自分もいた。

22くらいで大学を卒業して就職する。
よくわからないけれど3年は頑張ろうみたいな雰囲気になって、とりあえず3年くらい働いて25になる。ここで大学院に行って2年くらい仕事が止まる。

そしたら27になってて仕事もう一回始める。もとの会社に戻るかはわからないから、また仕事頑張ろうってなる。奨学金の返済もあるし。その間結婚するかもしれないけれど、今は仕事を頑張らなきゃいけない時期だからって子どもは産まないと思う。

そして30になる。
35くらいまでに子どもを産みたいなあとは思うけれど、出産はすごく大変だし、若くて体力があるうちに産まないと私が死ぬかもしれない。しかも35までに一人産めば良いのではなくて、やっぱり少子化だし私は妹弟がいて楽しかったから2人は欲しいなと思う。
もし30で産んでもすぐ次を産むのは経済的に厳しいし、ベイビー二人で私のワンオペとかなったら泣くから少し間を空けて産む方が賢明だと思う。

こう上手くいけば良いんだけど、私奨学金も返さなきゃいけないし人生こんなにひょいひょい進むわけなさそうだからどこかで躓くかもしれない。

そして私が大人になる間に社会に変革起きれば良いんだけど、やっぱり産休育休はお母さんがとって、お父さんは外でバリバリ働きますっていうのが普通っぽいから何年かは休まなきゃいけないだろうなと思う。

「いや、それでも愛する理来と我が子のためなら、会社での評価や給料も棒に振って育休取るよ!」と旦那さんが言ってくれても良いんだけど、それはそれで我が子の教育費用が足りなくなったら元も子もないよなと考えたりもする。

人間完璧じゃないから、どこかで何かを失ったり落としたりして生きていく。それでも私は出来るだけ自分のやりたいことを叶えて生きていきたいから「後からどうにかすれば良いじゃん」という思考だと間に合わない気がしてしまう。

女だから男よりも給料は低いし、赤ちゃん産むには1年間くらいは確実に仕事休むだろうし、人生長くなってる昨今ですけど60代以降の1年と20代の1年って中身が全然違うと思うし、奨学金借りてますし……。

男だったら給料は女よりも高いし赤ちゃん産まないから仕事休まないし、いいよなあとちょっと思った。

この前クラスで先生が「みなさんの国では男女の給料に差はありますか」と聞いたとき、ノルウェーの子が他の国では女の給料が低いことを知って「はあ??マジ???」ってリアクションをしてた。「ノルウェーは同じだよ、なんで違うの?」って言われても、私もなんでって思うわあ……。


ちょろい女子大生の川添理来です。