私と猫
にゃんにゃにゃーん。
飼ったことはない。
親戚のキキちゃんちにいるハナとリキ、道端にいる猫ちゃんと触れ合う程度。
ハナとリキは、甘えたり甘えてこなかったりする。
でも私が寝ていたら静かにお腹にのってくる。重い。
キッチンに行くために席を外したら「私の席ですけど?」って顔をして私の席に鎮座する。マタタビによだれをたらす。
道端の猫ちゃんは、じっと見ていると見返してきたり、ぷいと踵を返して去っていったりする。優雅にしっぽをふる猫ちゃんもいる。何を考えているのかわからない。
私と猫。
猫と一緒に暮らしたらすごく心が穏やかになると思う。
猫がいる生活にあこがれている。なでなでして、猫じゃらしをふりふりして、お世話したい。
猫のお世話されなくても生きていけますよ、みたいな表情を見たい。
多分もっと年をとってからじゃないと飼えないだろう。でも飼うなら私の尊敬する芸人、サンシャイン池崎を見習って保護された猫からいただこうと考えている。
私と猫。
にゃーんと私の膝の上で寝転んでもらえる日はいつなのだろうか。
ちょろい女子大生の川添理来です。