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水のような心

私たちは水だ。

水に石を投げ込めば、水が跳ね、水面は波立つ。
風が吹いても波が立つ。

その水面の揺れは心の動揺と一緒。

でも私たちは知っている。

その揺れは必ずおさまること。

石を投げ込んだその時の衝撃はいつまでも続かない。
風もいつか止む。

そうすると、凪と呼ばれる静寂が訪れる。

悟りや気づきを得ても、石を投げ込めば心の水面は揺れ動く。

でも、必ず凪の状態になることを知っていると、その揺れに恐れを抱かなくなる。
たとえ恐れを抱いたとしても、それは一時的なことだと受け流すことができるようになる。

いつまでもいつまでも心は揺れ動き続けはしない。だって疲れちゃうじゃん。「あーもう揺れ続けるの疲れた。降参だー」ってなると、気づいた時には自然とおさまってるよね。

しゃっくりのおわり、意識したことなくない?笑


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