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はじめましょう、名古屋から。 | Ctalks#1開催までの1年

2020年1月18日(土)、Ctalks#1 -デザインとビジネス-というイベントを開催しまして、総勢100名近いの方々にお集まり頂きまして盛況で終えることができました!ありがとうございます!

オープニングで僕の口からお話させて頂いた、「メーカーとデジタルがクロスオーバーする」というコンセプトのイベントだということと、「はじめましょう、名古屋から。」というコピーに込めた思い、なぜ初回をデザインとビジネスというテーマにしたのか。そもそもなぜデザインイベントをやろうかと思ったのか。そこに至るまでの1年をここにまとめます。


2018年 10月 名古屋転勤 〜 運営メンバーとの出会い

始まりは僕が大阪から名古屋に転勤してきたところから始まります。本社を離れて名古屋に来て、デザイン部門のプランナーとして働いていた僕は名古屋でデザイナーが集まるイベントとかミートアップとか出来ないかなと思い、他社のミートアップを見学させてもらったり個人的に参加した勉強会で「イベントやろうと思ってるんですよねー」と言い回ったりしていました。

そんな中、いいですねやりましょう!と賛同してくれたのが、企画から一緒に入ってもらっている運営メンバーの加藤さん(@ko1katoU
) memeさん(@memedsn) nishippo(@nishitail1)さんの3人。

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※加藤さん、memeさんと飲んだ後に僕が送ったメッセージ。最近デザイナーの業務領域広いですよね。デザイナーって何する人なんだっけ?どこまでがデザイナーの仕事何だっけ?という話を飲みながらしたので最初はデザイナーのキャリア、スキルセットがテーマでした。


2019年3月〜 名古屋デザイナー会議始動

という訳で集まった4人でイベントの企画がスタート。まずはコンセプトを決めようと僕が作った企画書を元にディスカッションを行いました。



この時に話に出たのが、「メーカーとデジタルのクロスオーバー」でした。企画チーム4名は、メーカー、クライアントワーク、事業会社、スタートアップと業種が別れていて、この会の前からお互いのデザインや業務の環境などについて話すことが何度かあり、その会話自体にとても価値を感じていました。

この場でも起きているメーカーとデジタルのデザイン従事者の有意義な会話をメーカー企業もたくさんあり、IT企業の成長著しい名古屋で大きな形で出来たら面白いんじゃないか。と会議の後、僕以外の3人が話してるのを見て確信したことを覚えています。これが「メーカーとデジタルのクロスオーバー」というコンセプトの原点です。



そしてこの日会話したことを元に僕がコンセプトシートを作ったのがこちら。

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この時から入れているのが


はじめましょう、(まずは)名古屋から。


という言葉。この言葉には

①.名古屋で、名古屋という土地の特色を活かしたイベントにすること。

②.その特色を名古屋以外の土地でも発信できるようにすること。

とう2つの部分でブレないようにしようという思いを込めました。色んな都市で色んなコンセプトのデザインに関連するイベントが行われている中で、しっかり名古屋でやる意味を考えて企画運営していくことに重きをおいています。また、併せてこのイベントに参加した人たちが何かのアクションを名古屋から始めて欲しいという思いも込めました。


さて、運営コンセプトが決まったところでイベント開催に向けて準備を進めていきます。その後、何度かの名古屋デザイナー会議を繰り返しブランディングや、インタビュー、ロゴやWebサイトの作成を行いました。

Ctalksという名前になった経緯なども含めてこの頃のことはnishippoさんがまとめてくれてますのでこちらをご覧ください。



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名前が決まった時のメモ。


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ロゴの最終稿


2019年9月〜 Ctalks#1 準備開始

企画がまとまったところでCtalks#1は- デザインとビジネス - をテーマとすることにしました。

なぜ、第一回にこのテーマを選んだかと言うと、メーカー、デジタルのデザイナー、商品を設計開発するエンジニアにインタビューを行った際にデザインのビジネス貢献の言語化やそれに伴うビジネス職とのコミュニケーションに課題を感じている方々が非常に多かったことに起因します。

どっちが悪いとかではなくて、デザインとビジネスの間を紐解いて言語化されたセッションを聞いてお互いに建設的にコミュニケーションが取れるきっかけを作りたかったんです。

そしてスピーカーの方々へお声がけをさせて頂き、コンセプトやテーマに共感頂いた6名の方にご登壇頂く運びになりました。

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はじめに、こういう方々に来てもらえたらいいねと運営メンバー皆で出し合った方々全員にご登壇頂くことができました。トークテーマを頂いたりする度に運営メンバーが早くお聞きしたいと当日をワクワクしていたことがとても印象的でした。

場所は、中電CTIさんが運営するCollaboration Lounge HatChをお借りすることになりました。(色々調整頂いたキヨタさん(@kiyo_r1)に感謝!)

そして開催実績がないにも関わらずコンセプトに共感頂いた企業様や団体様からご協賛や後援を頂くことができました。本当にありがとうございます!

Ctalks_本番

Ctalks_本番2

さて、スピーカーと場所と日付が決まり、いよいよイベントに向けて準備を始めていきます。

Web、SNSを中心とした情報発信はくりはらさん(@aimau_sns
)加藤さん、nishippoさんを中心としたマーケチームが戦略的に計画を立てて実行し、

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WEBやノベルティなどのクリエイティブは新しくジョインしてくれた ゆるふわきよしさん(@kiyoshifuwa)ときなこさん(@AsukaOkochi)を含めた強力チームがゴリゴリ推進してくれました。

Webサイト

アニメーション

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入場証

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ステッカー

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クリップ


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案内パネル

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スタッフパーカー

といった形で短い期間の中、準備が進んでいきました。

(チームの皆が超自主的に進めてくれるので、僕は決裁と予算管理とアカウント作成するおじさんと化していました…本当に皆ありがとう)


2020年1月〜 開会に向けて

いよいよ、年が明け当日お手伝い頂くスタッフの方々もジョインして、開会の準備も大詰め。

1週間前に行ったリハーサルでは、

iOS の画像 (5)のコピー

入場証を組み立て

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椅子の位置をあーでもないこーでもないと相談し、

iOS の画像 (5)のコピー2

受付のロープレをするなど。

皆が行ったことのあるイベントやカンファレンスの良体験を総決算して会場設営を行っていきました。設営リハが完了した光景を見てに形になったなーととてもエモい気持ちになりました。

そして前日に、参加者の方々にお配りするフライヤーの封入やP-touch Cubeで出力したラベルのチェックを行うなど準備の最終チェックを行い当日を迎えることとなりました。

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2020年1月18日〜 Ctalks#1 当日

そして当日。

朝から会場準備を行い、いよいよ本番。受付開始。

受付チーム 

無事にチケットも完売し、たくさんの方々にご来場頂くことができました。本当にありがとうございました!


スピーカーの岩井さんのお話にあったブラザー工業様のP-TOUCH CUBEで出力された各職種のラベルを使った入場証。

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当日の参加者の属性、良い感じにメーカーとデジタル、デザインとビジネスがクロスする形になりました。

Ctalks_本番3


当日のタイムテーブルはこんな感じ。

FireShot Capture 001 - Ctalks - メーカーとデジタルがクロスオーバーするデザインカンファレンス - 2020.1.18 (Sat)_ - ctalks2020-1.studio.design


本当に長丁場で、スピーカーの方々も参加者の方々も運営チームもお疲れ様でしたという気持ちなのですが、本当にスピーカーの方々のセッションが内容が濃いもので司会進行をしながらも楽しませて頂きました!

休憩中に、セッションをきっかけに色んな業種、職種の方々が意見交換をされているのを見かけて、これや!この光景が見たかったんや!ととても興奮した記憶があります。

そんな当日の様子はこちらをご覧ください。(note書いてくれた方々ありがとうございます!)


そして交流会へ移り

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各テーブルで職種、業種を超えて色んな議論や意見交換、相談などが行われているのを眺めることができて僕は本当に幸せでした。

中には声をかけて頂いて感想を頂けたり、今自分が行っているアクションについて熱く語ったり、相談してくれる方もいたりと、名古屋のデザインコミュニティの活気と盛り上がりをとても感じ、Ctalksを絶対続けていこうとも思いました。

(皆さんケータリングを全部キレイに食べて頂いてありがとうございました!)

今回の開催に当たって、運営チーム一同、初めてのイベント開催だったこともあり運営が行き届いていなかった部分や段取り不足な部分が多々あったかと思います。運営一同しっかりと次回に向けて改善して行きますのでよろしくお願いします!


あとがき 次回に向けて

今回無事に開催できたのは心強すぎるぐらいの運営チームの皆のパワーと、きっかけになった飲み会以降一切飲み会をしなかったストイックさ笑、そして幾度となく起きた怖いぐらいの奇跡のおかげだと思ってます。皆色んな事情があった中本当にお疲れ様でした。

そして運営チームが出来た時に主催としての自分にひっそりと課した裏ミッションは、「運営チーム一人一人が普段の業務では行えないけど興味があったりモチベーションが高いことにチャレンジ出来る環境をどんどん作る」ことでした。運営チームの皆さんのチャレンジに繋がっていれば尚嬉しいです!

ご登壇頂いたスピーカーの皆様、ご協賛頂いた企業の皆様、ご参加頂いた皆様、運営チームの皆、今回のCtalksに関わって頂いた皆様に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!

次回は秋頃!情報はTwitter等で随時発信しますのでよろしくお願いします!

それでは、また次回お会いしましょう!


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