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統計学は最強の学問?

皆さん統計学をご存知ですか?よく知っていると言う方は珍しいと思いますが、実は我々の生活の身近にあるものです。たとえば、最近流行りのAI。これも統計学に基づいたテクノロジーです。

コンピューターは計算が得意です。人間を遥かに超えた計算が可能ですが、一点だけ人間がまだ優れている部分は推理することです。これは我々の脳が今までの記憶した膨大なデータを蓄積していて、これは何に見えるという推理をするわけです。

この犬にも見えるし、猫?にも見えるというのがコンピューターには難しいのです。白黒はっきり付けて欲しいわけです。統計学は、このように100%でないが80%くらい犬という結論を導き出すものです。

MBAでは一番はじめに統計学を学びます。これはなぜかと言えば、その後出てくる、顧客のセグメントを分析するマーケティングの回帰分析、投資ファンドの最適な分散割合を決めるポートフォリオ理論、デリバティブの基本理論であるブラックショールズ式などに出てくるからです。
いわゆるMBAの理系科目です。

GoogleのチーフエコノミストであるHal Varian氏は統計学者がもっともセクシーなジョブだと言っています。

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(Source https://people.ischool.berkeley.edu/)

I keep saying the sexy job in the next ten years will be statisticians. People think I’m joking, but who would’ve guessed that computer engineers would’ve been the sexy job of the 1990s?

「私はこれからの10年は統計学者がもっともセクシーなジョブだと言い続けています。これは冗談ではありません。しかし、だれが90年代にコンピューターエンジニアがもっともセクシーなジョブになるであろうと考えていたでしょう?」

とはいえ、統計学ってなんだか難しそう、と思っているあなた!実はそうでもありません。エクセルを使えば実はそんなに難しくないので、ぜひ学んでいきましょう!

「ばらつき」について

平均がどちらも50であるケースです。片一方は52と48で、もう片方は60と40です。平均はどちらも50で同じになります。

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商品の出荷数や在庫数量となれば明らかに違ったデータの意味となります。これが統計学の基礎の「ばらつき」です。

この平均からどれくらい離れているか → 標準偏差(Standard Deviation)というものです。

エクセル関数では =STDEV(セル1:セル2)で表すことができます。

この標準偏差を使ってMBAではマーケティングの分析、株のリスク分散など様々なデータの分析をしてきます。しかし、基本はたったこれだけなのです!面白いですね。

12月8日にエクセルを使ったハンズオンの統計学の講義を行ますので、ぜひご参加ください。



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