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ビジネスパーソン必見 昇進する人はからなず〇〇をしていた

転職より社内で昇進したいという方も多いと思います。今日は転職ではなく、同じ会社で昇進、昇格することについて書いてみます。私は同じ会社で昇進、昇格した経験はこれまでに2回あります。

一回目は、アメリカの企業でインターンから正社員になった時のこと。

2回目は、外資系の企業で営業からアジア太平洋のマネジャーになったことです。

いずれの時も、昇進する前にその役職(上司)の業務をやっていたのです。

まずインターンの時は、自ら社長に「自分はこれから経営者になりたいので、経営を学びたいから、分析させてほしい」と直談判をして、会社の資料をもらって業務が終わって夜の時間にその会社の事業企画書を書きました。そして出来上がった資料を社長にプレゼンしたところ、「それなら、それをやってみたら?」ということで経営企画というポジションを作ってもらいました。

次に、営業からアジア太平洋のマネジャーになった時は、私は世界に点在する工場長やマネジャーに毎晩電話をかけて、名前を覚えてもらいました。あまりに電話をよくするので「うちの奥さんよりも話をしているよ」と言われるほどでした。そしてアジア太平洋のマネジャーのポジションに空席ができると前任者から後を頼むと指名をもらいました。後から聞いた話ですが、世界のマネジャー全員から「彼ならOK」の声をもらったというのです。営業から日本のマネジャーを超えて、アジア太平洋のマネジャーになるという2段階の昇格は会社創立以来の初めてだったようです。

この私が体験から語れることは、昇進や昇格する人は既にその業務ができる人であるということです。企業の人事は、積極的にリスクを取ってポジションに据えるよりも、消去法で決めることが多いのです。それを逆手にとって、既に業務をこなしていればまかせても安全ですし、みんなからOKをもらえるようであれば、任命しても自分の責任ではありません。

待っていたらいつかあなたの肩を叩いてくれるということは無いのです。業務の実力はもちろん必要ですが、昇進はそれだけではありません。自分から上の仕事を積極的に取りに行く姿勢と、普段からの広いコミュニケーションのネットワークを構築していきましょう。

おわりに
我々は小さい頃にあまったお菓子をシェアしましょうと教えられました。でも経験や知識をシェアしましょうとは教わりませんでした。良いと思ったらぜひシェアしてください。きっとあなたのまわりの誰かの役に立つと思います。

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