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「人とは違う仕事」をやってみたい学生の皆さんへ

先だって、仕事やキャリアアップについて、新コーポレートサイト採用ページのインタビューを受けましたTです。事前に質問内容を簡単に聞いていたのですが、客観的に自分の仕事を見つめなおす…。なんとも苦手な内容で気負いしてしまいました。

私は勤続16年目で、現在の所属は製造部門の鉄を溶かす溶解配湯を行う部署と、φ75~φ250までの小口径を製造する部署を兼務しております。少数精鋭のため、生産技術もあり工程管理もあり安全衛生も労務管理もあり、幅広く担当しておりますので、なかなか一言で業務内容を言い表すのが難しい仕事です。

自分の仕事を見つめる

さて、インタビュー当日。インタビュアーから「どんなお仕事ですか?」「仕事に必要な能力はなんですか?」などなど、たくさんの質問を次々といただきました。

業務が多岐にわたりなかなか網羅してうまく説明ができず、質問のたびに考え込んでしまいました。やはり私の業務(仕事)は範囲が広く裁量の幅も大きいので、大変なことも多い反面、何かを成し遂げた時は達成感も大きくやりがいのある仕事ではないかと改めて思いました。

「やりがい」って何か?

さて、こんな質問も受けました。

「Tさんの仕事のやりがいってなんですか?」 

皆さんはどういったことにやりがいを感じますか?
そもそも仕事のやりがいってなんでしょう。決まったものはないと思いますが、何かに「満足」したときに感じる感情だと私は思います。

例えば「上司に褒められた」「お客さんに感謝された」「会社の業績に貢献した」…etc

やったことが成果として認められると、その時に「満足」が得られるように思います。

インタビュー後にふと考えてみました。では「やりがいのない仕事」ってどんな仕事なのでしょう。私だったら、例えばこんな仕事が嫌です。

・必要だけど誰にでもできる簡単すぎる仕事
・必要だけど評価されない仕事

必要なことなので、どの会社でもきっと誰かがやってくれています。仕事をしてくれている方に対して感謝の気持ちが湧きました。私の担当している業務ってなんて幸せ?なのでしょう。
そう考えると、簡単すぎる仕事はなくさないといけません。あるいは、そういう仕事の中からも、その人らしい工夫や小改善をしてくれたなら、きちんと評価されるべきだと思ったわけです。

激レアなポジションという意識

現在、日本での直管製造メーカーは3社しかありませんから、その製造にかかわっている技術者は日本で100人もいないのではないでしょうか。そう考えると、私の日々の業務は国内でも超激レアなポジションなのかもしれません。我々はとても貴重な存在だという自負を持って働いています。

鋳造産業の中でも、水道管の製造設備は特殊なものが多く、なかなかお目にかかれないものばかりです。だからこその醍醐味も感じています。製造部門の業務は多岐にわたり大変ですが、面白くやりがいも大きい業務です。

他の人とは違う仕事がしたいと考えている就活生の方は多くいらっしゃると思いますが、その候補企業になかなか水道管メーカーは入らないのかもしれません。でも、実際にはレアな仕事のひとつであると私は感じています。

人と違うことに興味をお持ちの学生の皆さんは、ぜひとも水道管メーカーを候補に入れてみてください。激レアポジションがあなたを待っています。




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