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「パリ五輪選考会決勝進出を目指して。」JFE京浜水泳部で活躍する樋口陽太選手をご紹介!

今回のnoteは、当社で働きながら、JFE京浜水泳部に所属し副キャプテンを務める樋口陽太さんをご紹介!

11月に新潟県で行われた社会人選手権では、JFE京浜チームとして、4×100mフリーリレー第4泳者で銀メダル、4×100mメドレーリレー第4泳者で銅メダルを獲得しました。

会社員と水泳選手の二刀流をこなす樋口選手に、仕事と水泳の両立や今後の目標についてお話を伺いました。

2022年の樋口選手の活躍はこちらから!
銀メダル2つの大活躍!日本社会人選手権水泳競技大会

実は遅咲きの選手だった!?樋口選手のこれまで

ー 水泳を始めたきっかけはなんですか?

いちばん最初のきっかけは、小学校1年生の時に水泳の体験教室に参加したことです。体験教室が楽しかったので、スイミングスクールに入り、週1回ほど通っていました。小学校4年生から選手育成コースに参加し、毎日練習するようになりました。

中学生の時は、とにかく練習がきつく、辞めたいと思うことも多々ありました。そんな気持ちで練習に取り組んでいたら結果も出ないですよね。中学3年生の時に、チームの中で自分だけが全国大会に出場できませんでした。その時、とても悔しくて、高校でも水泳を続けて、絶対に結果を残そうと思いました。

それから高校3年生までスイミングスクールで水泳を続け、神奈川大学の水泳部に入部しました。高校までは1日1回の練習だったのが、大学では1日2回になり泳ぐ量がかなり増え、そのおかげで大学2年生頃から良い結果を残せるようになりました。

高校時代までは、リレーで良い成績を残すことが多く、正直実力だけではなく運が良かったと思う部分もあるのですが、大学では個人でも着実に記録を伸ばす事ができるようになり、成長を実感しました。

仕事をしながら、トップの成績を残す先輩の姿を見て。

ー JFE京浜水泳部に入部を決めた経緯を教えてください。

大学を卒業後は、新潟に帰って国体選手として地元に恩返しをしたい気持ちと、このまま関東に残りたい気持ちがあり迷っていました。

そんな時に、大学の先輩にJFE京浜水泳部の練習を見に連れて行ってもらい、練習を見て良い練習環境だなと思ったと同時に、仕事をしながらでも水泳選手としてトップの成績を残している先輩方の姿を見てJFE京浜水泳部の監督へ、入部したいと伝えました。

日本鋳鉄管は、JFE京浜水泳部の監督から紹介していただきました。日下社長(当時)が過去にJFE京浜水泳部の後援会の会長をしていたとのことで、水泳部の活動に理解のある会社だと聞いており、安心して入社できました。

ー 入社3年目の樋口選手ですが、仕事と水泳の両立はできていますか?

最近は、仕事も水泳もうまく両立できており、充実した毎日を過ごしています。平日は夕方まで仕事をして、夜に練習をしています。練習内容は、週に2日ウエイトトレーニングをして、それ以外の日はほぼ毎日泳いでいます。

学生時代は「泳いでなんぼ」で、とにかくたくさん泳ぐ、という練習方法だったのですが、最近は量ではなく質にこだわった練習メニューを組んでいます。社会人としての練習への取り組み方がわかってきました。

”持ち味を活かして”得意な前半から勝負を仕掛けていきたい。

ー 好きな言葉はありますか?

「バキ」という漫画で、範馬勇次郎というキャラクターの「持ち味をイカせ」という名言があります。これは、ビスケット・オリバというキャラクターが、対戦相手と同じスタイルで闘おうとした時に放った一言です。結局ビスケット・オリバは、自分の持ち味の超筋肉を活かして勝利をおさめます。

この言葉は、自分に置き換えても同じことが言えると思います。私は前半先行型なので、対戦相手に合わせて無理に後半で勝負をかけるのではなく、得意な前半から勝負をかけて最後まで粘りきる泳ぎができるように、得意な前半をもっと磨いていきたいと思います。

今後の目標は、来年3月のパリオリンピック選考会の個人種目で決勝に残る事です。また、今年の社会人選手権では、目標としていた総合優勝に惜しくも届かず悔しい思いをしたので、来年こそは雪辱を晴らしたいと思います。

11月の社会人選手権で獲得した銀メダル

パリオリンピックの選考会で個人種目で決勝に残ることはレベルが上がっている自由形短距離では極めて高い目標だと思いますが、きっと樋口選手なら達成してくれるでしょう!日本鋳鉄管社員一同、応援したいと思います!

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