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ごみ箱

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吐き出した感情まみれのごみ箱。
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#言葉

揺蕩うように生きてはいけませんか

揺蕩うように生きてはいけませんか

私は小さい頃からこれといった夢を持ったことがない。

あったとしても、作文に書くほどではないものばかりだ。

周りの子がケーキ屋さんだとかお花屋さんだとかプリキュアだとかの、将来ほぼ確実に変わるだろう一時の夢を語っていた時代から私は妙に現実的だった。

「どうせ数年後には変わるだろうに。」
「大人になるまであと何年あると思っているんだ。」

それは成長するにつれて増していった。

現実を目の当たり

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