せつ梛

日常を編むように 様々なことを綴りたい。 身体のことやファッションのこと、身の回りのこ…

せつ梛

日常を編むように 様々なことを綴りたい。 身体のことやファッションのこと、身の回りのこと。 ゆるっと自問自答ファッション。

最近の記事

柄物への愛を綴る:桃源郷編

空の高いところは澄んだ水色 そこから段々と濃い青になって、 月の姿が見え始めている 太陽の光が差し込む隙間と 燃えるような茜色 シルエットで浮かび上がる木々 夕方くらいの一瞬の空が好きです。 昼とも夜とも言えない狭間の時間。 日本の、曖昧さを好む文化が私は嫌いではなくて (面倒くさい部分があるのは大いに共感するけれど) その幽玄さを感じる絶妙なニュアンスを受け取っていくことは 情緒的な感性だな、と思うから。 無地の服と合わせるのが好きだけれど ダークトーンにしてもいいし

    • 柄物への愛をつらつらと:桜刺繍編

      先日、 ____ 少しずつ春物を出しているんだけど、いつも柄物パラダイスなので、無地を選ぼうと思いながら、柄を買ってしまう。 でもこうして並べてみたらとても美しいので、柄物極めればいいのでは…? ____ と、呟きました。 と、いうことで、私は柄物を極めるために、柄物への愛を綴ることにしました。 ということで、1発目はこれしかない。 額縁に入れて飾りたい。 ビーズや薄い布などで葉っぱや散っていく花びらが表現されている細やかな刺繍。 これが、服…? こんな素敵なもの身に纏

      • 一緒に踊ろう、どこまでも

        靴を買いました! ずっと探していた厚底ローファー。 デザインもかなり気に入ったものがあったのですが、 1番サイズでも縦が大きく、中敷などでどこまで改善できるのか 悩みに悩んで保留にしつつ… (でも本当に可愛かった。今後セールとかになったらまた悩んじゃうかも、というくらい。) 年明けのセールで靴売り場をチェックしていました。 そんな中、目に入ってきたローファー。 厚底ローファーはちょっとでも可愛いかも、と思うものを見かけたら試着するようにしていたので、店員さんに声をかけて

        • 「どうして靴を探しているの?」

          ここ1年くらいずっと、厚底のローファーを探している。 デザインは好みでもサイズが大きい、あるいは当たって痛くなりそう… 中々ドンピシャなものに出会えていません。 そうこうしているうちに、段々と 「厚底のローファーを買う」ことが目的になってしまっていないか? と思い始めました。 大事なのは、厚底のローファーを買って「どうしたいのか」だよね。 なぜ厚底が欲しいの? 私は身長が低め、かつウエストが細めです。 なのでロング丈のスカートやパンツは、丈もウエストのお直しが必要なこと

        柄物への愛を綴る:桃源郷編

          どんな風に冬を過ごしたいだろうか?

          私は服の物持ちが良い方だと思う。 コートはほとんどが10年以上着ているもの。 デザイン的に不満はないけれど、 タイトなシルエットのコートなので インナーをオーバーサイズなものにすると合わない。 そろそろ新しいコートがあっても良いのかも知れないと思った。 赤いコートがくたびれてきているので、 交代するなら赤いコート。(赤は私のテーマカラー) でもまだまだ着れるので、今年じゃなくても良い。 と、思いつつ隙あればコートを手に取るなどしてみていた。 Enfoldは、通りかかる時に

          どんな風に冬を過ごしたいだろうか?

          部屋の片隅でささやかに呟く

          私は、長年のファンでも何でもなく、 ここ数年思っていることでしかないのに 長ったらしく語ります。 でも、アートってそういうものだよね。 はじめに Mison Martin Margielaのことはずっと知っていた。 一度見たら忘れられないタビブーツ。 "奇抜"なイメージのまま、私にはあまり縁のないブランドだと思っていた。 コロナ禍で様々なものが制限される中、 今まであまり読んだことがないジャンルの本を読もうと思い手に取ったのは 「20世紀ファッションの文化史」 以前、

          部屋の片隅でささやかに呟く

          黒に浮かんで踊り出そう

          私はずっと、”黒い服”が苦手だった。 陰と陽で言えば、確実に陰な性質の私は ”暗い人”に見えるということはずっとネガティヴなことだと思っていた。 友人たちはきっと悪気なく、ただ事実として 「全身黒い服着たら喪服になりそう!」 「ホーンテッドマンションの服に合いそうだし、お姉さんって笑わないし、合ってそう!」 とよく言っていた。 (ホーンテッドマンションの制服可愛いので着たいしそれが似合いそうと言われるのは嬉しい。そして私が小さい頃のホーンテッドマンションのキャストさんはにこ

          黒に浮かんで踊り出そう

          さよなら保護色(プレ断服式)

          少し時間があったので、プレ断服式。 ・ジルスチュアート デニムスカート ・ジルバイ 白ニットワンピース ・ジルバイ グレースカート ・ジルバイ コート風ワンピース ・ジルバイ モヘアニットワンピース ・ランバンオンブルー ニットスカート ・スナイデル ドットスカート ・アダムエロペ ニットワンピース ・ホリスター スカート ・リバーシブルスカート ・白デニムショートパンツ ・ボーダーニットワンピース ・赤スカート ジルバイの多さに自分でもびっくり・・・ でも確かに一時期よ

          さよなら保護色(プレ断服式)

          これぞ私、と言える仕事着を探したい①

          プライベートの服たちは、どれもとてもお気に入りで思い入れのある数々なのだけれど、 仕事着はセールなどでこれかなぁ、という気持ちで選んでいたものが多い。 元々数はいらないと思っていて着まわしているので、仕事着であるウェアこそまずは自問自答して制服化をしっかりしていくべきでは…? ウェアの絶対条件 まず、譲れないもの ・体のラインが見えるもの →デモンストレーションをするにあたって、体の動きがしっかり見えるものでないと伝えにくい。 ・お腹が出ないもの →長時間スタジオにい

          これぞ私、と言える仕事着を探したい①

          わたしのカラダを抱きしめて

          私はどうやら一般的に「体が細い」部類に入るらしい。 らしい、と言うのは家族が皆細身だから。 アウトレットで「細くて履ける人少ないけど合えばめちゃくちゃお得!」と大幅にプライスダウンされているジーンズが当たり前にシンデレラフィットするような人たち。 ダンスをやっていればスレンダーな人も多い。 その中で私はぽっちゃり担当のようなもの… 今まで自分が細いなんて思ったこともないし、今だって言われるとびっくりしてしまう。 動いた分だけ痩せるけれど 食べたらその分きちんと太るし 下腹部

          わたしのカラダを抱きしめて

          運命の自己紹介バッグと出会えますように

          仕事柄、荷物が多くなることばかりなので、リュックや大容量バッグ、荷物が少ない日はトートバッグを使うことが多い。 ストレスを減らしたいのでデザインよりも機能性や軽さを重視。 休みの日にはその反動なのか、その時によって様々なバッグを使っています。 (祖母や母のお下がりブランドバッグたち) 私の自己紹介バッグ、と言ってもイメージが浮かんでこない。 ので、まずは手持ちの中でのお気に入りバッグたちを掘り下げていくことから始めようと思う。 kate spade ショルダーバッグ

          運命の自己紹介バッグと出会えますように

          夏の青空を抱きしめる服たち

          この夏の私が重宝しているお洋服たちのことを。 LIMI Feu ショートパンツ 元々昔からミニ丈が好きでよく履いていて、けれどここ数年年齢というものを気にして(流行りもロングだったりして、そんなにお店にもピンとくるショート丈がなかったこともある)あまり履いていなかったミニスカートやショートパンツ。 自分のスタイルや年齢にもぴったりハマったLIMI Feuのショートパンツはきっと私はこれからもそのときの自分に合うショート丈を履き続けるんだろうな、と思わせてくれた一着。 K

          夏の青空を抱きしめる服たち

          未来で待っていて、セーラームーン

          こんにちは。せつ梛です。 きょうは、どんなすばらしいことがあるかな。(くまのプーさんより) 突然ですが、コンセプトを決めました。  "遠くの惑星の小さなセーラー戦士" 小さな頃に憧れた、セーラー戦士たち。 うさぎちゃんは、お勉強が嫌いで泣き虫だけど、友達のことが大切で人が傷付くことを見過ごせない。 可愛くて弱いけれどとても美しくて強い人。 大好きだったまこちゃんは、力が強くてかっこいいけれど、お料理が上手で薔薇のピアスが似合う可愛い人。 セーラー戦士たちは、様々な面を持

          未来で待っていて、セーラームーン