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先入観は脳の働き方改革②

タイトルの記事の通り第②です。

先入観からの解放などさまざま言われている世の中。

しかし、そもそも先入観はいけないものなのか。
先入観が強くてはいけないと思う反面、自分に先入観がないなんてこともない🤔

①では実体験をもとに先入観自体の疑問をかきました。

共感いただきやすい内容かとも思いますので、気になっていただけた方は①を。
①読んでいただかなくてもこの②は拝読いただけますので、読んで頂ければ幸いです😃

さて、話は変わりまして。
世の中何事にも容量があります。

携帯も半導体の縮小が進みサイズは小さくなりましたが、元は大きかったですよね。
インターネット自体も沢山の情報処理を行う為に大きなデータセンターを設けています。
不思議と沢山ある情報網ではなく、それを稼働し続ける為に、物理的に大きなデータセンターが駆動しています。
他にも大きな建物を支えるにはその荷重に耐えうる大きな柱が必要です。
このように、あらゆる物事には物理的な容量があり、容量の範囲内で事が進んでいます。

ここで、脳の容量を見てみたく思います。

人間の脳細胞は体全体に対して約2~3%です。
そして、1日に人間は体全身、あらゆるところにエネルギーを使っています。
(歩くのに足や背中の筋肉をつかったり、ご飯を食べるときに口の筋肉、胃の消化作用、臓器の稼働などなど)
その内、脳が消費してるエネルギー量はなんと全体の約24%です。

皆さんは自分の2~3%の容量で1日の約1/4のエネルギーを担っています
これ大変すごいと思うんですよ。

これは完璧な例えではないと思いますが
今と同じ給料で今の8倍働くようなものです。
勘弁して欲しいですよね(笑)

ですが、脳は健気に常に働いています。進んで労働していますが疲労するのも事実です。
沢山あるタスクをこなしつつ、疲労を軽減するもの。それが先入観です。

脳が一番疲労する原因。それは悩むことです
それはある種の出荷(アウトプット)前の検品作業。

Aさんがいい話を持ちかけてくれたが、本当だろうか。
Bさんが何事も一生懸命取り組みますと言ってるが本当だろか。

さまざま事例はあると思いますが、この情報から判断し答え(アウトプット)を出すまでの検品作業に労力を費やします。
ここで先入観は最高のシステムです。

Aさんは立派な人だから言ってることは絶対正しいんだ。
Bさんは学歴が低いから学問から逃げた人で、そんな人の頑張りなんて対したものじゃないだろう。

このように、検品作業から出荷までとても早い。
まさにこれは脳の働き方改革です!

ただ、適正な判断なのでしょうか。

これに関しては、正しいとも間違ってるとも捉えられると思うんです。そこで、記事③に行きたいと思います。

記事①では先入観に対する疑問を。
記事②では先入観自身を紐解きました。
記事③ではそこからの自分の先入観との向き合い方を書いて行きたく思います。

皆さんはどのようにこの先入観というシステムと向き合っていますか?
いいシステムだとは思うんですが、使い方が私自身いまいち掴みきれません。

このシステムを上手く活用してるホワイト企業の方々。
是非そのシステム私にも導入したく思います(笑)

もしよろしかったら物事の考え方などコメント頂けると幸いです。

 参考文献
→認知バイアス 著:情報文化研究所
→面白くて眠れなくなる脳科学 著:毛内拡
→人はどこまで合理的か 
 著:スティーブン・ピンカー

面のゆりかごより

 

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