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10月20日の私。

今日は頭ががんがんと騒がしかった。
風がうるさい日だった。
起きた瞬間に私は、今日という日をあきらめた。

当たり前に二度寝をした。
本日二回目の夢の中は、変な世界だった。
当たり前に夢の内容は覚えていない。


二度目の起床は16時。
朝日ではなく、窓からさす西日がまぶしかった。
空が燃えてるみたいに。


適当なパンツをはき、毛玉だらけのカーディガンを羽織って
寝癖がついたまま、外に出た。
少し肌寒く感じたがそれが心地よかった。

お金をおろすために近くの郵便局まで歩いて行き、
コンビニで支払いをし、本屋に行った。
本当はスケッチブックが欲しかったのに、
急にコーヒーが飲みたくなり、
文庫本を一冊だけ購入し、スターバックスに寄る。

甘い甘いホワイトモカは、
白色のマグカップに入れられていた。

一口飲むと、いっきに冬を感じた。

千早あかねさんの「さんかく」という作品を読んだ。
主人公の女性のような丁寧な暮らしがしたいと思った。
そして誰かとおいしいものが食べたくなり、
後輩の高橋くんに連絡をした。
「おいしいもの食べに行こうよ」
彼から返ってきた返信は
「いつ」のみ。
彼のそっけなさが楽で好きだ。

いつ行けるかはわからないが。

スーパーでお買い物をして帰った。

明日は朝日を浴びれますように。



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