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不要な思い込みを手放し、新しい信念を手に入れる

こんにちは。ライフコーチ のぶこです。

「思い込みが変わった」と言えば、祖母からの言葉を思い出します。(本文は「祖母からのプレゼント」の内容と一部重複します。)

子供の時、祖母の家を家族で訪ねるのが楽しいレジャーのようでした。
同じ市に住んでいていつでも行ける距離ではありますが、学校や部活・サークルなどで忙しくなり訪問する回数は減っていきました。
そして、私は看護師になり病院に勤務するようになると、今度は仕事が忙しくて更に訪問できなくなっていました。
看護師として働いている時は患者さんのお世話をさせていただいているのに、祖母には何もできていない自分にやるせなさを感じ、申し訳ない気持ちで一杯になっていました。

久しぶりに祖母を訪問することができたのは就職して一年位、経ったころでした。
その日も今までのように、私の成長を喜んでくれました。
そして、看護師で交代勤務をしている私のことを労ってくれ、温かい優しい言葉をかけてくれました。そんな祖母ですが、以前よりも年を取り、背中が丸くなり、一回り小さくなってしまったように見えました。
看護師として何かできることがあるはずなのに、何をしたらいいか分からないし、何もできていないことが情けないやら悲しいやら・・・。
年老いた祖母の姿や現実を受け止めるのが辛く、何も出来ずに申し訳ない・・・いろいろな気持があふれてきました。
祖母は慢性疾患で薬を飲んでいて、病院で闘病している患者さんの姿とも重なるものがありました。そこで、私は祖母に自分の気持ちを話してみることにしました。

「おばあちゃん。ごめんね。私、看護師になって人のお世話をすることを仕事にしているのに、肝心のおばあちゃんには何にもできなくって・・・。」謝罪の言葉を口にしながら涙があふれます。

そうすると祖母は泣いている私に対して落ち着いた口調で「何も気にすることはないよ。あなたが、患者さんに優しくしてくれたことは、巡り巡っておばあちゃんに回ってくるから。だから、今、目の前にいる人に優しくしてあげなさい。」と・・・。

その優しさに号泣しました。

祖母から思いがけず、愛のプレゼントをもらいました。

今考えると「看護師になったからには家族や身内の健康を管理することが当然。それが、自分の務め」と考えていたのだと思います。 
でも祖母の言葉から、そのような自分の思い込みが変わりました。
それから、様々な出会いや経験を経て私の信念は変化していきました。

今は大切な人に接するように、目の前の人(ある時は患者さん、ある時は児童・生徒・保護者、ある時はクライアントさん)の心と身体の健康をサポートしています。
そして、その事に幸せを感じています。そして、これからも「大切な人に接するように他者とも接する」という信念を大切にしていきたいと思っています。

祖母の言葉で自分の思い込みは、人との関わりや言葉で変えていけることを学びました。
これからも不要となった思い込みを手放し、新たな信念を手に入れて、軽やかに進んでいきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
私が思い込みを変えることができた話をシェアできて嬉しいです。
みなさまが不要な思い込みを手放して、新しい信念を手に入れ、軽やかに進まれることを心から願っています。

noteを通じて繋がれることに感謝!!



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