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わたしがギャンブルをやめた理由

こんにちは。
りんごです。
今日はわたしがギャンブルをやめた理由についてまとめます。

3年ほど前までは毎週末スロットを打っていました。
そう、いわゆる『スロッカス』というやつです。
たちが悪いことに、実は夫婦でスロット狂でした。

今考えるとホントに恐ろしい・・・
よくあれで破産せずに生活できていたな、と感心?します。

当時は土日の仕事休みで夫婦で朝からスロット。
スロット、楽しいんですよね。
何が楽しいかというと、勝った時に得られる現金と喜び!
勝つと次も勝てる気がして次の日も行きます。
負けると悔しくて悔しくて…取り返そうと次の日も行きます。
つまり勝っても行く。負けても行く。
とにかく打ちたい。
もうスロットの沼にハマってました。

当時はジャグラーという比較的簡単な機種を専門に打っていました。
大きく勝てないけど大きく負けない、みたいな。
でも、勝つときはプラス2~3万円だけど、負けるときは3~5万円。
しかも勝つときの方が少ないから、毎月の収支はほとんどマイナスでした。
ゴールデンウィークなど休日が多い月は、お店も回収に力を入れますからそりゃ大きく負けます。ひどい時は月に20万もスロットで溶かすことも…

そんな生活をしていたので貯金なんて増えるはずもなく、むしろ徐々に減っていきました。それでも夫婦共働きで子供もいないのでさほどお金に困ることがありませんでした。
このままの状態だとお金が無くなるか借金するまでスロットをやめなかっただろうなあと思います。

転機が訪れたのは家を買ってからです。

そんな状態なのに何を思ったか、
『家が欲しい』 ←はあっ!?(笑)
思いついたら即行動。物件をネットで見てみるといいなと思うものが見つかりました。とりあえず資料請求~とポチっとすると、すぐにハウスメーカーから電話が。あれよあれよといううちに契約を交わし家を購入。
内見して翌日に契約。電光石火のごとくマイホームを手に入れました。
最初は毎月家賃払うよりいいよね~、と浅はかな考えでした。

しかし徐々に冷静に物事を考えられるようになると
「やばい!!」と気付きました。
そうです。たいした貯金もないくせに何千万という借金を背負ったんです。
やばいです。住宅ローンの支払いは34年です。もう考えるだけで怖いです。震えます。34年後の自分なんて想像もできません。75歳です。あ、歳がバレますね。内緒にしてください。いや、そんなことはどうでもいいんです。
生きているかも分からない。
てか絶対仕事はしてないよね?
えっ、どうやってローンの返済すんの??
60歳までに繰り上げ返済して完済する?
いや、貯金もないのに無理くない??
え、詰んだ??
マズイマズイマズイマズイ…

不安で眠れない夜もありました。

この不安をきっかけに、お金の勉強を本気で始めました。
お金の本を買い、お金を貯める、稼ぐ、増やす、守る、使うを勉強。

基本のき!支出を減らす
当然アホみたいに毎週末に行っていたスロットをやめることが一番最初にやることでした。
でも、少し依存症が入っていたんでしょうね、すぐには辞められなかったです。でも行く回数や使う金額は減らしていきました。
それと同時に積立NISAを開始。お金を増やすことも始めました。

スロットの面白いところは、やはり勝った時の喜びです。
勝つときは1000円の投資で3万勝つこともあり、この喜びを求めて繰り返しスロットをしてしまいます。
コロナによりパチンコ店も収益が減ったのか、昔のように大勝ちすることがほとんどなくなってきました。
将来のために(75歳までローンの返済あるし)お金を貯めなきゃならないし、行ってもあんまり勝てないからつまんない…と思うようになり今では完全にスロットをやめることができました。

その後、マイホームに住み念願のペットも飼えるようになりました。
もはやスロットなんかにお金と時間を使っている余裕はありません。住宅ローンとかわいい愛猫たちのためにお金を使い、自分が満足できる人生を歩んでいます。

行動を変えることや悪しき習慣を断つことはとても難しいことです。
今回は考えなしに家を買うという暴挙のおかげ?でスロットをやめることができました。
やはり頭をハンマーで殴られるくらいのインパクトがないと人は変われないんだと思います。
今、行動を変えたい、悪い習慣をやめたいと思っている方は、「家を買え」とは言いませんが、退路を断つ覚悟で何かに取り組むのがいいかもしれません。

スロットはお金だけではなく時間も浪費してしまいます。
ひどい時は開店から閉店までご飯も食べずにひたすら打つこともありました。今振り返ると何も生み出すことのない無駄な時間を過ごしました。自分が好きで行っていたので後悔はないんですけど、もっと別のことに時間を使えてたら現状が変わっていたかも、とは思います。

行動を変える、何かを始めることに遅いことはありません。
自分にとって何がベストかを考えて行動し、より良い人生を歩んでいきましょう!


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