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尿管結石って、すごく痛いです。①


尿管結石って、すごく痛いんです。

尿管結石って、知っていますか?
腎臓で石が出来て、尿管に落ちてくると激痛が起こるんです。
尿管内での位置や結石の向きなどにもよりますが、かなりの激痛が・・・。
世界3大激痛(心筋梗塞、群発頭痛、尿管結石の中に入っています。
すごく痛いんですよ!
私も、約25年前(当時31歳)に初めて尿管結石になり、暫くは大丈夫だったのですが、8年前くらいから、頻繁に悩まされています。
今回は、「初めての尿管結石」について話をしたいと思います。

初めての尿管結石

なんだ!この痛さは・・・

約25年前の話になりますが、夜中に腰痛で起きてしまい。尿意を感じたので、トイレに行ったときです。
おしっこがしたいのに、全然出てこないのです。「おかしいな~、何か変だな?」と、暫くトイレにいたのですが、だんだん吐き気がしてきて、吐いてしましました。
ついには、お腹が痛くなってきたので、「もしかして、病院に行ったほうが良いのでは?自力で向かうか?」「救急車を呼ぶか?恥ずかしいな」等と考えていると、更に具合が悪くなってきて、ついには動けなくなってしましました。

初めての脂汗!

その時には、腰痛・吐き気・お腹の激痛により、生まれて初めて脂汗というものを搔きました。(お腹の中を割り箸でグリグリされているかの様な痛さ)激痛です。
トイレから寝室までの道のりは、約3メートル。(すごく長く感じました)何とかトイレのドアを開け、寝室まで這って行き、「救急車~!」と、何とか声を出して、寝ている妻を起こしました。
それから、すぐに自宅に救急車が到着したのですが、搬送先の病院を探しているのか、出発までの時間がとても長く感じました。

病院到着

車で10分くらいの病院(地域救急医療センター)に運ばれ、「やっと楽になれるのか?」と思っていると、病院の方から「CTで撮るので、機械が温まるまで30分くらい待っててね。」と待たされました。
その間も激痛に苦しんだままです。

CT撮影後には、病室に運ばれて、ベットに寝かされて、点滴。そのまま入院となりました。その晩は、痛み止めが聞かず、朝まで苦しんでいました。

初めての入院生活

次の日、昨晩の痛みがうそのように消えていました。3泊4日の入院生活は何もせずにゴロゴロ寝ているだけで、毎日、仕事に追われて疲れ果てた体を休めるには良い機会でした。

また、初めての入院生活のため、わからない事ばかり。
入院食はとても美味しいとは言えず、味も量も物足りない。売店でお菓子を買って食べていいのか?(看護師に聞いてダメと言われたら食べれなくなると思い、内緒で食べてました。)
昼間に寝ていると、夜は眠れなくなるので、夜の病院内をウロウロ探検(散歩)したりしていました。古い病院なので、かなり不気味でした。

石が出てきた!

入院中に結石は出てこなかったので、医師から、「ここは救急病院なので、別の公立病院を紹介します。」と言われて退院。
暫く公立病院に通院していましたが、数日後におしっこをした時に尿道がチクリと痛みを感じた瞬間に「石が出てきた!」。
5ミリくらいの結石(塩の結晶みたい)を無事、自然排出しました。これが、あの痛みの原因かと思うと憎しみを感じつつ、これで解放されるという安堵感がありました。

振り返り

あの日は、私の人生のおいて悪夢のような一夜でした。私自身は痛みには強い方だと思っていましたが、外傷と内部の痛みは全然違う事を認識しました。
また、「①腰痛→②尿意→③おしっこが出ない→④吐き気→⑤痛み→⑥動けない」が尿管結石の合図と認識し、もう二度と尿管結石にはなりたくないと思った31歳の秋でした。

次回は

しかし、あれから17年後に再び・・・。
次回は、「悪夢の尿管結石が再来」をお伝えいたします。

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