スコアアップの基礎(その5)

クラブ選択

ティーショット後の第2打目,残り距離が160Y。この状況であなたはどういったクラブ選択をするでしょうか。

160Yなら5i か6iだ!というような残り距離からの選択になっていないだろうか?

スコアアップには残り距離からのクラブ選択はやめた方がよい!クラブ選択する条件は距離よりもボールや立ち位置などのライから選んで行くべきだ。

クラブ選択の条件表

私がクラブ選ぶ際の条件表なるものを作ってみた。
表中の○は使用可,△は使用出来るが要注意,Xは使用不可だ。
私は比較的UTが得意で,5iよりもUTの方がうまく打てるため,ライの条件がなければ5iよりもUTの方に○が多くなっている。

私のクラブ選択条件表

この表から言いたい事は,クラブを選択するのは距離よりもライの条件から選んでいるという事だ。距離を考慮するのは最後だ。
深いラフの場合,大きなクラブではまとも打つ事は出来ない。確実に打てるのは8i以下だ。UT24°や7i でも打てる可能性はあるが,距離はかなりブレるので池やバンカーなどのハザードがある場合は無理して選ばない。

人により得意・不得意のライがあると思う。私に取っては苦手なライは左足上がりだ。左足上がりはボールが捕まりどフックが出る。更に飛びすぎる事があり,思わぬOBにつながる危険がある。左足上がりがきつい場合は得意なUT 24°で軽く打つか,7iまで番手を落としてコントロールしながら打つ。

次は左足下がり。これはボールが上がらず,トップしやすい。左足下がりで前にマウンドがあるような場合,うまく打っても前のマウンドにぶつかる事もある。左足下がりはロフトが立つので1つ番手を下げて重力に逆らわずに払い打つのがポイントだ。

次はつま先上がりとつま先下がり。5iや6i等の長いアイアンではミスショットが出る事もあるがUTでは比較的うまく打てる。左足上がりなどの複合的な要素も考慮しながら得意なUTで軽く打つ事もよくやる打ち方だ。

次に通常のラフ。私は3Wが苦手で3Wはライが良い時にしか打たない。ちょってでもライが悪ければ210YはUT21を選び,その方が結果は良い事を経験的に理解している。

まとめ

クラブを選択する際に考える事は距離よりもライが重要である。ライには得意・不得意がある。クラブにも得意・不得意がある。自分自身のクラブ選択の条件表を作ってみる事を進める。
不得意クラブの練習,苦手なライの克服も重要だが,ライの条件で自分がどういうクラブ選択をすべきかを把握しておくと,思わぬミスによる大叩きを防ぐ事ができるようになる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?