見出し画像

学校に行くべき!?の話

学校は行くべき!と思いますか?

今、不登校児童は29万人を超えるとも言われています。

私の娘も不登校です。

娘は小学校2年生から、「学校がこわい」と言い始め生き渋るように。


「学校は行くべき!」に囚われていた私は
なんとかして娘を学校に行かせようと必死になっていました。


学校に行かなければ立派な大人になれない。
学校に行かないことはいけないこと。
娘が学校に行ってないなんて人に言えない。

私の頭の中はこんなことでいっぱい。


今思うと、子供の気持ちは一切考えてなかった。


だって、学校は行くべきだから。。


何が悪かったの?
育て方が悪かった?
誰のせい?
私のせい?
学校のせい?

もう混乱状態です。


娘が学校に行かない。行きたくない。と言い出すまで
不登校の子の気持ちなんて考えたことがなかった。

なぜか?


それは私の中で「行かない」という選択肢がなかったからなんです。

「選択肢がない」ということは共感力がないから理解できない。
固定観念に縛られているから柔軟に考えることができない。
柔軟じゃないから解決策が出てこない。

本当に悪循環だったなぁ。と思います。


親としてたくさん悩んでたくさん泣いて、たくさん動いた。


色んな人と話して視野を広げることで、子供を理解し解決策が見つかるようになりました。


スクールカウンセラーさんに相談したり、
学校とも何度も話し合ったり
市の相談会にも行ったし、
ホームスクーラーのお話会を主催して学びを深めたり
本を読んでみたり

解決策といっても、
そこには「これだ!」という「唯一の正解」があるわけではないし、

今は調子よくいってるなぁと思っても、子供は成長とともに変化していくものです。

まだまだ色んなものにTRYして最適解を見つけている過程ですが

本人もできないことがあっても、
「自分はこうしたらできる」というものを分析して行動に移すようになったから、

不登校の経験を通して2年でかなり成長したなと思います。

私自身もまだまだ
学校に行くべき、行ってほしい、行かなくてもいいよの狭間で揺れることがあるので

学校に行くべきの呪縛って相当すごいなと思うのですが笑

一番大事なことは、子供の心を守ること。

新学期が始まり、そわそわし出す時期ですが

ママとお子さんが平和な時間を過ごせますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?