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少年野球楽しくなってきた!!4年生編

こんにちは。少年野球おじです。
前回まで3年生までの練習法やポジションの事などを書いてきましたが、いよいよジュニアでの最上級生4年生となりました。
4年生での現状確認とチーム状況を考えて、自身の今なにをすべきかを一緒に考えていきましょう。
なお、これまで「少年野球」=「小学生の野球」という事で記事にさせていただいております。
でも実際は「学童野球」=「小学生の野球」となります。
ただ、この記事を運営上、やはり「少年野球」と記載した方がリーチしやすいワードとなっております。
誠に申し訳ございませんが、今後も「少年野球」という形で記事を続けさせていただきます。
では、4年生。今までよどのように違うのか、考えていきましょう。


相手チームは全て同級生

意外とこれが衝撃を受けたりする、今までは3年生で出場しており、多少上手な選手がいてても、あ~4年生か~と、1つ学年が上という事で実際安心してしまう所がありました。
これから4年生となった状態では、自分より学年が上の選手がいないのです。
なので、身長の大きい選手、投げる球が速い選手、守備が異常に上手い選手、外野からありえない程の強肩でバックホームしてくる選手。
全て同学年で、大げさに言えば、これから中学、高校とライバルになる選手です。
それら選手を見て、存分に鼓舞してくれると、今後の練習にも力が入ると思います。

チームでもジュニア内では最上級生

4年生になり、ジュニアチームにおいての最上級生となります。
1年生、2年生においては、4年生はすごくお兄ちゃんに見えます。
3年生に取っては常に目標にする一番近い背中です。
4年生自身にとっては、5年生、6年生をそう見えているように3年生以下の子供達選手にとっては、4年生はそのように見えております。
こう見られている4年生。やはり、今までと同じようにノックの待ち時間にペチャクチャ喋っていたり、道具を粗末に扱ったり、挨拶をしなかったりと、最上級の4年生が出来ていない事はその下の選手は出来ません。
なので、4年生になれば、野球の技術以外の所にも力を入れて、意識をして取り組む形が必要です。

キャプテンという仕事

ただでさえ、ジュニアチームでの最上級生になり、気遣いも必要な状況になりますが、キャプテンに任命される可能性もあります。
もし、4年生が10名いれば、単純計算で10分の1の確率でキャプテンになります。
キャプテンは様々な仕事が発生します。
監督やコーチと選手の架け橋にもなります。
チームのまとめ役でもあります。
下級生の指示やまとめもキャプテンの役割でしょう。
野球においての技術もそれなりに無いと説得力も無くなるので、練習も同じように頑張らないとダメです。
でも、キャプテンという仕事は出来るなら積極的になって欲しい役職です。
また、どのような子でもキャプテンになれば少なからず成長はします。
ジュニアチームでキャプテンになっても、その後5年生、6年生でキャプテンを解任され、違う選手がキャプテンになる可能性もあります。
それもこの小さいコミュニティでの経験です。大人になって大きなプロジェクトを任されて、翌年にこのプロジェクトの責任者から解任されたのが初めての経験より、小さい時に経験しておいた方が良い事もあります。
その中で、ぜひキャプテンの任務。やって欲しいです。

どのようにしてキャプテンを決めているのか

これはチームによっても様々だと思います。
監督、コーチが決めるチームもあれば、同学年で決める所もある。
下級生が投票をするチームもある。
でも、候補はするが、決めるのは最終的に本人です。
打診を受けた時に二つ返事で受ける選手もおれば、考えて翌週に答えを出す選手もいる。
今までチームでキャプテンが怒られ続け、あんなのは嫌だと感じる事もある。
また、監督、コーチのミーティングにキャプテンも参加して、あのようになりたいと感じている選手もいるかもしれません。
リターンとリスクを考えると、どちらも得れるのがキャプテンです。
チームが出来ていないと、キャプテンが怒られる。
言ってた以上の事が出来ると、キャプテンが褒められる。
一番の矢面に立たされるのがキャプテンです。親御さんがうちの子にはキャプテンなんか無理だと思われるかもしれませんが、キャプテンという任務が子を育てますので、もし打診があれば積極的にやって欲しいと思います。

意識の話

私はよくチームでも意識の話をします。
今までチームに所属していて、3年生以下の選手時代、4年生の誰々が打ってくれたら勝つ。4年生の誰々が抑えてくれたら勝つ。
もうそういった事はありません。
自分が打たないと負けますし、自分が抑えないと負けます。
この意識が意外と芽生えにくく、当事者意識の無いまま、新学年を迎え、春の大会、夏の大会をずるずる負けるパターンもあります。
なので、新チーム発足の際にはこの意識の問題をしっかり根付かせる事が非常に大事だと感じております。
そうする事で練習への意識の差が出てきますので、土日の練習はもちろん、日々の練習への力の入れ具合も変わってくると思います。

上級生チーム(Aチーム、Bチーム)に引っ張れる選手

チーム事情にもよると思いますが、中にはA、Bチームの選手が足りず、上の学年でのチームに参加して選手として出場する機会もあるかと思います。
こちらも絶好の機会と考え、たくさんの事を吸収し、自身のジュニアチームに取り入れて欲しいと思います。
ただ、A、Bチームに行ったからと決して自惚れずに謙虚になり、野手がアウトを取ってくれた際はしっかり皆で感謝出来るチームになって欲しいです。
よくあるのが、投手として素質があり、AまたはBチームでも投手として投げ、後ろの堅い守りでアウトを量産していく。
これがジュニアチームとなれば、後ろはエラーもするし、ファインプレーもなかなか出ない。そういう状況の中、野手が見て嫌な気持ちになる態度を示すピッチャーも中にはいてます。
これは本人にも、チームにもプラスになる事はありませんので、なる前にしっかり意識付けはさせておきたい箇所となります。

今回は最上級生となった4年生のスタートに関して書きました。
次回はどういったチームがジュニアの試合に勝てるのか。
また、勝っていたチームはどういった所に違いがあったのかを記事にしていきたいと思います。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました

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