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妄想詩『カリスマからの手紙』

ある日、こんな手紙が某所に届いた。
それは大好きなアントニオ猪木からだった。
目を疑ったが、本人の自筆だった。
僕は、もしかしてファンレターの返事だったかもしれないと思うと嬉しかった。


拝啓

元気ですか!
でおなじみの猪木寛至です。
皆さん僕がいなくなってさぞかし淋しい思いをしているでしょう。
僕は今、あの世からみんなを照らしています。
もちろんあの世でも、元気の普及活動は続けている。
生前は色々とありがとう。
病魔には負けてしまったけど、みんなの声援はベットという名のリングには届いたよ。
もう今は闘う魂ではないけど、俺の魂は霊魂になって生き続けるからな。
今まで応援してくれた分、今度は俺がみんなを応援するぞ。

みんなの道を・・・

忘れないでくれ。この詩を。

『道』

この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ

最後に、行くぞ!

イチ、ニ、サン、ダー!

ありがとう。

2023年10月1日
猪木寛至



ありがとう猪木さん。
安らかに御眠りください(涙)。
僕たちを天国から見守ってください。
僕たちの『道』を照らして欲しいです。

さようなら。

闘魂よ、永遠に。

【了】


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