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詩「秋の来歴」

涼風吹かずも
時季来ると認めざるを得ない
秋の訪れ

久しぶりと言った君は言葉少なかった
夏が終わったら必ず迎えに行くと僕は言った
一年前

夏が長かったからと僕が言いわけをすると
夏のせいにしないでと君は怒った
約束したのは確かだから

でも夏のせいには出来ない
本当は君を忘れていたのだった

【了】


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