いつかまた君に恋をする

人は何度でも同じ人を好きになる
愛より恋を　
人が人を好きになるのは自由だ
絶対に縛りつけてはいけない
僕は君を死ぬまで守りたい
僕のアィデンティティとは君であり
生きる意味そのものなんだ
僕が初めて君に逢ったのは単なる運命だった
初恋とは名ばかりの本能　
君は美しくて愛おしくて　可愛い
こんなにも人は恋をするのかと
僕は何かバチでも当たるのではないかと
そのくらい幸せだったんだ
短い間だったけど君の全てを知った
生まれ変わっても君に恋をしたい
忘れないで僕を
消えないで銀盤の美しい思い出たちよ
心の中でずっと踊り続けて
春に咲いて散っても冬に靡かせ続けて
僕はまた君に恋をする

【了】