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わたしの習慣

いってらっしゃいのハグ。欧米か!とツッコまれそうだが、これがわたしの習慣。

毎朝、3人の子ども達を見送る時は必ずハグをする。もう長男は、さすがに少ししかさせてくれなくなったけれど。それでもハグして、何なら頭にキスまでしてしまう。

これをしないで見送ってしまった朝は、何だかソワソワ落ち着かない。

こう書くと朝しかしてないようだが、そんなことはない。

寝る前のハグも頭にキスも、末っ子次女はまだ小さいから、ほっぺたにまでキスさせてくれる。キスというより、食べている。ハグハグうまい。変態か!

「あ〜もう食べてしまおうかな」

とかわいさのあまり私が次女に向かって言うと、次女はすかさず

「食べたら○○なくなっちゃうよ。いいの?」

とまたさらにかわいいことを言う。

さすが孫のように育てた次女。自己肯定感の高さはサッカー選手よりハンパない。

この自己肯定感の高さも、毎日の習慣になったハグの力だとしたら、うれしい。

もう来年にもなれば、長男はさせてくれなくなるだろう。今は自分から

「ぎゅーして」

と全力で両手を広げてくれている長女も。

みんな、次々わたしの習慣から卒業していく。

それでもいつか、わたしの習慣が子ども達の習慣に繋がっていってくれるかもしれない。

そんな日をぼんやり夢みながら、今日もわたしはハグをする。

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